起業に向いている人・向いていない人の特徴とは?起業に必要なスキルや成功している人の特徴についても解説

働き方が多様化してきた近年では、起業が以前よりも身近な存在になりました。

それでも「起業は難しい」というイメージがあり、起業したくても「自分は向いていないかもしれない…」と悩む人もいるのではないでしょうか?

そこで、この記事では、起業に向いている人と向いていない人、起業に成功している人の特徴と起業に必要なスキルを​ご​紹介します!

目次

起業に向いている人・向いていない人の特徴とは?

起業に向いている人と向いていない人には、どのような特徴があるのでしょうか?
それぞれの特徴について、一つずつ詳しく解説します。

起業に向いている人

忍耐力があり、最後まで諦めずにやり抜く姿勢がある人

忍耐力があり、最後まで諦めずにやり抜く姿勢をもつ人は起業に向いています。

起業しても、すぐに成果を上げることは難しく、さらに事業を軌道に乗せて成功させることは並大抵のことではありません。売上を出すためには、たとえ営業が苦手でも商品やサービスの売り込みをしなければいけないこともあるでしょう。

すぐに期待どおりの成果が出ない、苦手なことをしなければいけないといった状態でも、諦めずに努力を継続し最後までやり抜ける姿勢が起業には大切です。

 

失敗から学べて、次に活かそうとできる人

失敗から学び、次に活かせる人も起業に向いています。

起業すると、「売上が上がらず赤字が続いている」「見込み客を集められない」など、うまくいかないことも多くあります。「自信をもって提供した商品やサービスに反応がない」「クレームや悪口を言われる」といったこともあるでしょう。

しかし、そのような失敗をしても、うまくいかなかった出来事から学び次の機会に活かせれば、失敗から学んだことを成功のために役立てることができます。

 

根拠ない自信がある人

根拠ない自信があることも、起業に向いている人の特徴です。

自信がある人は自分への強い信頼があるため、言動に説得力があり、信頼されやすくなります。自信を持って「きっとうまくいく」「できる」と思うことで、実力を超える結果が出たり成功に繋がったりするケースもあるでしょう。

一方で、自信がない人や自信がなさそうに見える人は、自身の弱みに意識が向いてしまい、動揺や不安から説得力に欠けてしまう、思い切った決断や挑戦ができない可能性があります。そのため、根拠ない自信をもっている人は起業に向いています。

 

失敗してもすぐ次へと気持ちを切り替えられる人

たとえ失敗しても、すぐに次へと気持ちを切り替えられる人も起業に向いています。

「商品が売れない」「反応がない」など、起業には小さな失敗はつきものです。しかし、こうした一つひとつの失敗に落ち込んでいては、事業が進められなくなってしまいます。

失敗してもすぐに気持ちを切り替えることで、新たなことに挑戦する意欲を取り戻せます。また、今後同じ失敗をしないようにするにはどうすればよいのかを検討し、建設的に失敗を成功につなげられるでしょう。

 

知らない人との交流が苦ではない人

起業には人脈をもつことも大切なため、知らない人との交流が苦にならない人も、起業に向いています。

起業したての段階で、すぐに売上を上げるのは難しいものです。さらに、まったく人脈がないところから新規顧客を獲得していくのは、簡単なことではありません。

しかし、知らない人とも積極的に関わりをもち交流することで、ビジネスチャンスを得られる可能性が高まります。また、人との交流から新しい知識や価値観を得て、ビジネスが新たな局面を迎えられることもあるでしょう。

 

起業に向いていない人

他責思考の人

起業に向いていない人の特徴として、まず他責志向の人が挙げられます。

他責志向とは、うまくいかないことがあったときに「環境が悪いせいだ」「あの人のせいだ」など、自分以外のところに理由があると考えて自己防衛してしまうことです。

しかし、起業すると、事業活動においての責任は自身が負うことになります。そのため、他責志向に逃げることなく、自分の責任として考えられなければ、起業に向いているとは言えません。

 

人に任せるのが苦手な人

起業して事業を成長させるためには、人に頼り任せることも大切です。そのため人に任せることが苦手な人は ​、起業に向いていない可能性が高いです。

自分だけで抱えられる仕事量や時間には限りがあります。そのため、自身の苦手な作業や雑務まで抱え込んでいるとキャパシティをオーバーしてしまい、もっとも重要な「経営」に力を入れられなくなってしまいます。

​そのため、頼れるものはできるだけ頼り、人に任せるといったことも起業をするうえでは非常に重要です。ただし、ひとり起業なら人に任せることが苦手な方でも大丈夫です。自宅などでスモールスタートして、自分のペースで事業を拡大していくことができます。

​ひとり起業については、以下で詳しく説明しておりますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

向上心がない人

向上心がない人も起業に向いていない人の特徴です。

会社員のように日々ルーティーンの仕事をこなす意識では、起業家はつとまりません。事業を成功まで導いても、そこで満足してしまうと、それ以上事業を成長させられなくなってしまいます。

しかし、それでは時代や市場の変化でニーズがなくなり、いずれ受注がストップしてしまう可能性もがあります。そのため、「さらに売上を上げるにはどうすればいいか?」と、常に向上心を持って取り組むことが大切です。

 

楽に稼ぎたいと思っている人

起業で成功するためには、効果検証をしながら事業の成長のために注力していくことになります。そのため、楽に稼ぎたいと思っている人も起業には向いていません。

インターネットなどには、簡単に稼げることを謳った情報も多く出回っているため、「起業すれば楽に稼げる」と思うこともあるかもしれません。しかし、実際には楽に稼いで成功できることはないと考えてよいでしょう。

たとえば、ブログアフィリエイトのように低リスクで始められ、収益化を自動化できるビジネスは楽に稼げるように見えるかもしれませんが、収益化できるまでは数ヶ月間にわたり地道に取り組みを続ける必要があります。

起業に成功している人の特徴とは?

起業に向いている人と向いていない人の特徴をお伝えしましたが、実際に起業して成功しているのは、どのような人なのでしょうか。

ここからは、起業に成功している人の特徴をご紹介します。

起業したい理由が明確で、強い動機がある

起業を成功に導くには、明確な理由や強い動機が必要です。

起業して1からビジネスを立ち上げるには、時間や労力がかかります。そのため、起業する目的が明確になっていなければ、進む方向性が定まらず、失敗するリスクを高めてしまいます。

また、会社員でいることに満足していて、起業に起業に強い動機がなければ、そもそも起業する必要性が薄く、モチベーションも上がらないため、成功に向けて取り組みを続けることは難しいでしょう。

 

論理的思考ができる

起業で成功するには、論理的思考ができることも重要です。

論理的思考とは「物事を体系的に整理し、筋道を立てて考えるスキル」のことです。論理的思考を身につけることで、物事の全体像を捉えて、本質的な解決策を導けるようになります。

自分の意見を適切に相手に伝えられコミュニケーション力が高まったり、わかりやすく説得力のある提案やプレゼンテーションができるようになったりと、論理的思考ができることで、ビジネスにおいて役立つ場面は多くあります。

 

人との繋がりを大切にできる

起業には人脈が重要なため、人とのつながりを大切にできる人も成功する人の特徴です。

人とのつながりを大切にすることで、ビジネスチャンスの機会を得られやすくなります。たとえば、前職の顧客から仕事を受注する、既存の人脈から顧客を紹介してもらうなどの方法で仕事を得ることもできるでしょう。情報交換から新たな知見を得ることもできます。

オンラインでのコミュニティや同業種セミナーなどを通じて人脈作りをするなど、人との繋がりを大切にすることは起業家に必要な要素です。

 

常に学び続けられる勉強家

常に学び続けられる勉強家も起業で成功している人の特徴です。

起業をして事業を成長・拡大させていくには、常に学び続けられる姿勢が重要です。市場は常に変化しているため、一時的に売上を上げられたとしても、時代遅れになり事業が衰退していってしまう可能性もあります。

専門分野の本を読む、業界に関する最新情報やトレンドをキャッチアップするなどして、事業を向上させるために学び続けられる人は、成功できる可能性が高いでしょう。

 

お金の流れに敏感である

起業家には、お金の流れに敏感なことも重要です。

起業して経営者になるなら、キャッシュフローを理解し、自身でお金の流れを理解しておくことが必要になります。

たとえば、売上が上がっても、すぐに入金されるのではなく数ヶ月先になるケースもあるでしょう。そのようなときに、売上が上がっているからと安心していては手元の資金が底をついてしまいます。

経理業務は人を雇ったり外注したりすることもできますが、経理を外注したとしても、キャッシュフローがわからなければ経営はできません。そのため、お金の流れに敏感であることも起業の成功に必要な特徴の一つです。

 

逆算思考で考えている

積み上げ式ではなく、「逆算思考」で考えられていることも起業に成功している人の特徴の一つです。

積み上げ式で物事を考える場合、現在を起点にして「今できること」を積み上げていくため、行動した成果がゴールになります。そのため、過程の行動次第によってゴールが変わってくる可能性があります。

一方で、逆算思考は、未来を起点にして目標とするゴールに到達するには何が必要かを考える思考法です。ゴールに到達するためには、いつまでに何を始めるか、どのようなステップを通ればよいのかといったことを考えて逆算して準備や行動を実行するため、最短距離でゴールに辿り着けます。

PDCAを回せている

数字を記録し、分析して仮説を立てたうえで施策を打てる、PDCAを回せている人も起業に成功する人の特徴です。

PDCAとは、「Plan(計画)」「Do(行動)」「Check(検証)」「Action(改善)」の頭文字をとってできた単語で、自己管理に効果的な手法です。

起業して、長期的に安定して利益を出すためには、PDCAサイクルを回し続けることが必要です。「数字を記録し、それをもとに分析し、仮説を立て施策を打つ」というサイクルを継続的に実行できる人は、起業に成功できる可能性が高いでしょう。

起業に必要な知識・スキル7選!

起業には性格的な向き不向きがあるだけでなく、多様な知識やスキルを身につけておくことも必要です。

起業にあたって身につけておきたい知識やスキルには、次のようなものが挙げられます。

 

専門分野の知識

起業したいジャンルや業種における専門分野の知識が必要です。

起業する業界の知識がなければ、どのような商品・サービスを提供すればよいいかわからずに、ニーズのないものを提供してしまう可能性があります。しかし、専門知識があればを習得すれば、業界を理解し適切な価値を提供できるようになり、差別化も図れるようにできるようになるでしょう。

ただし、専門分野の知識はもちろんあったほうがよいですが、それ以上に集客やセールススキルを身につけることのほうが重要です。

​集客とセールススキルの重要性については、以下で詳しく説明しておりますのでご興味のある方は是非ご覧ください。​

マーケティングスキル(集客スキル)

起業して成功するにはマーケティングスキルも必要です。

商品やサービスを売るためには、戦略的にSNSやブログマーケティングを行い、サービスや商品の認知を広げ、ニーズのある見込み客を集める必要があります。

マーケティングにおいてはデータ分析も重要です。どのような顧客にどのようなニーズがあるのか、どの商品がどのようなときに売れるのかなど、データをもとにして理解することで正確に状況を把握でき、成功率を高められるでしょう。

 

セールススキル

起業しても、利益を上げなければビジネスが成り立たないため、セールススキルは必須です。

既存の人脈を通じて受注を獲得できることもあるかもしれませんが、それだけでは長期的に安定させるのは難しいでしょう。また、外注や人を雇って営業する方法もあるものの、起業したばかりのときには、顧客がゼロで売上が上がらないということも多いため、自身で営業をする必要があります。

そのため、起業には、商品やサービスを受注や販売につなげるためのセールススキルを身につけておくことが大切です。

 

問題解決スキル

起業して事業を行うと、「売上が上がらない」「利益が安定しない」など、さまざまな課題や問題に直面します。

会社員であれば、問題があっても周囲に相談することができるため、必ずしも一人で解決する必要はありません。しかし、起業して経営者になると、自身で責任を負い解決をしていく必要があります。

そのため、直面した課題や問題を分析し、解決策を導き出せる問題解決スキルも必須と言えるでしょう。

 

プレゼンテーションスキル

起業して売上を上げるには、プレゼンテーションスキルも必要です。

仕事の受注や資金調達など、プレゼンテーションスキルが必要になる場面はいくつもあります。説得力のあるプレゼンテーションをするには、効果的に情報を伝えるための資料作成スキルや論理的思考が必要です。

スキルを高め、プレゼンテーションを成功させることで、適切に商品やサービスの魅力が伝わり受注率が上がる、金融機関から満足のいく資金調達を受けることができるといった成果につなげやすくなるでしょう。

 

ライティングスキル

ライティングスキルを身につけることも、起業の成功に役立ちます。

たとえば、 SNSやブログのコンテンツ作成にライティングスキルを活かせます。SNSやブログなどの媒体を集客に活用すれば、事業の認知を広げ効果的に集客ができるでしょう。

他にも、仕事を受注するのにセールスライティングを活用したり、効果的なプレゼンテーション資料の作成にライティングスキルを役立てたりすることもできます。

 

コミュニケーションスキル

ビジネスにおいては信頼関係が重要なため、適切に関係を構築できるコミュニケーションスキルが必要です。

コミュニケーションが円滑に行えれば仕事の獲得につながりやすくなるほか、社員との信頼関係を構築して業務がスムーズに進む、生産性が上がるなどの効果につながり、ビジネスが円滑に運びやすくなります。

また、顧客との関係を円滑に保つことで信頼関係を築き、良好な関係を維持できたり、商品やサービスに顧客の意見を反映し満足度を向上させたりすることにもつながるでしょう。

【まとめ】起業に必要なスキルが身につけられる!LIBERTYへ

起業には、失敗しても思考を切り替えられる、諦めずに継続できる、人の交流が苦にならないなど、前向きに物事に取り組める人が向いています。一方で、他責思考や楽して稼ぎたいと考える人は起業に向いているとは言えません。

また、上記のような要素があることに加えて、起業にはセールススキルやマーケティングなどの知識やスキルも必要です。

LIBERTYでは、集客・セールススキルを中心に、起業に必要なスキルを身につけられます。インプットだけでなく実務を通じてアプトプットもできるため、確かなスキルが身につきます。「スキルをつけて起業に挑戦したい」という方は、まずはLIBERTYのLINEアカウントへ登録してみてください!

 

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