「SNS運用代行の副業に興味がある!」
「自分にもできるかな?」
「仕事内容やメリット・デメリットを知りたい!」
上記のような方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「SNS運用代行の基礎知識」について分かりやすく解説していきます。仕事内容はもちろん、向いている人の特徴や必要なスキル、副業で稼ぐコツなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
SNS運用代行の需要が高まっている理由とは?
皆さんご存知の通り、インターネットの発展やスマートフォンの普及に伴い、SNSの利用率も増加の一途をたどっています。もともとは個人のプライベート利用が一般的でしたが、近年は、企業がSNSを活用するケースも増えています。
実際、株式会社サイバー・バズの調査によれば、国内のソーシャルメディアマーケティングの市場規模は、2022年には9,317億円でしたが、2027年には1兆8,868億円にまで拡大する見込みです。
しかし、SNS運用のノウハウを有している企業は、現状そこまで多くありません。「社内にSNS人材がいないのであれば外部に依頼しよう」と考える企業も多く、SNS運用を外注するケースが目立ち始めているのです。
それに伴い、SNS運用を代行する会社・フリーランスが注目を集めています。また、リモートワークも普及している中、「在宅でできる副業」としてSNS運用代行に挑戦する人も増えているわけです。
SNS運用代行とは?
まずは、SNS運用代行とはどのような仕事なのか、簡単に紹介していきます。
仕事内容
SNS運用代行とは、文字通り企業の代わりにSNS運用を行うこと。
主な仕事内容は、以下の通りです。
- ターゲット分析
- アカウント作成
- コンテンツの企画
- SNS投稿代行
- スケジュール管理
- コメントの返信や削除
- アクセス解析
- 画像や動画の編集
- 運用状況の報告
「新商品や新サービスの宣伝」「潜在顧客の育成」「ユーザーとの密なコミュニケーション」など、SNS運用の目的は、企業によって様々でしょう。ゆえに、クライアントの目的に合わせて、最適な戦略策定・アカウント運用を行う必要があります。
案件・費用相場
SNS運用代行の報酬額は、もちろん案件によって異なります。
目安としては、以下の通りです。
・SNSの拡散業務:月2,000円~月10,000円(1アカウントあたり)
・企画立案や戦略設計などを含む高度なSNS運用:月30,000円前後(1アカウントあたり)
案件によっては、フォロワーを増やすと追加報酬が得られるケースもあります。また、PV数に応じて報酬額が決定する場合もあるでしょう。
「初心者は月に2,000円~3,000円、経験を積むと10,000円~30,000円レベルの案件を受注できる」というイメージを持っておくとよいでしょう。
働き方
SNS運用代行を副業として行う場合、クライアント企業と業務委託契約を結ぶのが一般的です。雇用契約を結んで企業に所属するわけではありませんので、注意してください。
また、打ち合わせなどで実際に顔を合わせる場合もありますが、基本的にはリモートワークで業務を進めていきます。自宅やカフェで作業できるのは、大きなメリットだと言えるでしょう。
仕事を探す方法としては、以下のようなパターンが考えられます。
・電話やメールを使い、自分で直接営業する
・クラウドソーシングサービスを活用し、直接クライアントとやり取りをする
・SNSで案件を探す
・副業エージェントサービスを活用し、エージェントとやり取りをする
各SNSの特性
皆さんご存知の通り、日本では様々なSNSが使われており、それぞれ機能やユーザー層が異なります。中でも、ビジネスに活用されることの多い代表的なSNSは、以下の5つです。
- TikTok
- YouTube
それぞれの特徴を紹介するので、ぜひ頭に入れておきましょう。
Twitterは、拡散力に定評のあるSNSです。140文字以内のテキストで、気軽に情報発信することができます。10代や20代といった若年層が多いのが特徴ですが、近年ではビジネスとして活用するユーザーも多く、30代~50代など幅広い年代に利用されています。
「情報を端的にまとめる力」「ユーザーとコミュニケーションを取る力」などが求められるでしょう。
Instagramは、写真や動画を投稿できるSNSです。こちらも幅広い年代に利用されており、10代や20代といった若年層に加え、30代や40代の利用率も高いです。他のSNSと比べて「女性比率が高い」ことも特徴の一つだと言えます。
Instagramの運用代行を行いたいのであれば、画像の編集・加工スキルを身につけておいてください。また、ハイライトやリールの使い方、ハッシュタグの活用方法なども把握しておくとよいでしょう。
Facebookは、匿名性の低いSNSです。原則的に実名登録が義務付けられており、それゆえに信頼性が高く、ビジネスにも適しています。
ユーザー層を見ると、10代が非常に少なく、30代~40代のビジネスパーソンが多くなっています。もちろん案件にもよりますが、「面白い投稿」よりも「丁寧な投稿」を心掛けるとよいでしょう。
TikTok
TikTokは、ショート動画を投稿するSNSです。他のSNSと比較して、「10代の利用率が圧倒的に高い」という特徴があります。
TikTokの運用代行に挑戦したいのであれば、「トレンドを捉える力」「テンポの良いショート動画を作成するスキル」などを身につけておくとよいでしょう。
YouTube
YouTubeは、Google社が運営している動画共有プラットフォームです。10代~30代の利用率が高いですが、その他の年代にも幅広く利用されています。
動画編集とアップロードのみの案件もあれば、企画や撮影を含む案件もあるでしょう。チャンネルの分析やコンサルティングを任されるケースも少なくありません。
SNS運用代行の副業をするメリット・デメリットとは?
この章では、「SNS運用代行の副業を行うメリット・デメリット」について簡単に解説します。
まとめると、以下の通りです。
SNS運用代行を副業として行うメリット | SNS運用代行を副業として行うデメリット |
・未経験でも始めやすい ・働く時間や場所を制限されない ・SNSやマーケティングの知識が身に付く |
・細かな作業量が多い ・単価アップのためには専門知識が必要になる ・未経験からでも始めやすく競合が多いため、競争率が高い |
ぜひ参考にしてみてください。
SNS運用代行の副業をするメリット
未経験でも始めやすい
まず、「未経験でも始めやすい」というメリットが挙げられます。
実際、SNS運用代行の副業案件には、「初心者OK」「未経験者歓迎」といったものが多いです。普段からSNSを利用している人であれば、比較的スムーズに業務を進められるでしょう。
もちろん、特別な資格などは必要ありません。たとえ職歴に自信がない方でも、積極的にチャレンジしやすい副業だと言えます。
働く時間や場所を制限されない
「働く時間や場所を制限されない」というメリットもあります。
SNS運用代行の仕事は、基本的にリモートワークです。定期的な打ち合わせなどで出社するケースもありますが、在宅勤務が基本だと思ってよいでしょう。
毎日のように出勤することはないので、時間や場所にとらわれず、比較的自由に働くことが可能です。
案件によっては、「午前中の10時~12時は必ず作業してください」「夜の20時~22時の間に5回ツイートしてください」といった条件が設定されている場合もありますが、拘束時間はそれほど長くはありません。そのため、「スキマ時間を利用して副業を始めたい」と考えている人にもピッタリでしょう。
SNSやマーケティングの知識が身に付く
SNSの運用代行を続けていれば、必然的にSNSの知識やマーケティングスキルが身についていきます。
- ターゲティング
- ライティング
- 画像編集や動画編集
- アクセス解析
上記のようなスキルが身につけば、さらに高単価な案件を受注しやすくなります。
また、SNSやマーケティングの知識は、就職市場・転職市場でも評価されやすいですし、自分でビジネスを立ち上げる際にも大きく役立つでしょう。
SNS運用代行の副業をするデメリット
細かな作業量が多い
まず、「細かい作業が多い」というデメリットが挙げられます。
何度も何度も投稿内容を考え、時間通りに配信し、さらにコメントへの返信やデータ分析などを行うのは、やはり大変でしょう。地道な作業も多いため、SNS運用代行の仕事に慣れるまでは、「コスパが悪い」「時間が足りない」と感じてしまうかもしれません。
そもそも本業で忙しすぎる方、コツコツと作業を進めるのが苦手な方は、残念ながらSNS運用代行に向いていない可能性もあるので、十分に注意してください。
単価アップのためには専門知識が必要になる
初歩的なSNS運用代行の仕事であれば、スキルや専門知識がなくても、案件を受注できるでしょう。例えば、「指定された内容を投稿するだけの案件」「ただ投稿を拡散するだけの案件」であれば、初心者でも問題ありません。しかし、簡単であるがゆえに、単価は低めに設定されています。
より高単価な仕事を受けるためには、SNSの専門知識や高度なマーケティングスキルが不可欠です。アカウント設計からデータ分析まで、SNS運用全般を任されるようになれば、収入も大幅に上がっていくでしょう。
未経験からでも始めやすく競合が多いため、競争率が高い
「競争率が高い」というデメリットもあります。
上述の通り、単価アップのためには専門知識が必要ですが、「初心者OK」「未経験者歓迎」の副業案件が多いのも事実です。ゆえに、SNS運用代行の参入障壁は低く、「未経験だけどこれから始めてみようかな」と考える人も増え始めています。そのため、どうしてもライバルが多くなってしまい、最初のうちは「なかなか案件を勝ち取れない」という状況が続くかもしれません。
競争率の高い案件を獲得するためには、やはりある程度の実績が欠かせません。まずは低単価でもよいので、初心者向けの簡単な案件を地道にこなし、コツコツと実績を積み重ねていくことをおすすめします。
対応できる業務の幅を広げ、自分だけの強みを伸ばしながら、ライバルに差をつけていきましょう。
SNS運用に向いている人とは?
この章では、「SNS運用に向いている人の特徴」について解説していきます。
具体的には、以下の4つです。
1)SNSが好きで、普段から頻繁に利用している
2)企画や分析が得意
3)ユーザー視点で物事を考えられる
4)トレンドに敏感
順に見ていきましょう。
SNSが好きで、普段から頻繁に利用している
まず、SNSが好きな人・普段から頻繁にSNSを利用している人です。
例えば、TwitterとInstagramとTikTokを日常的に利用している場合、それぞれのSNSの違いを、肌感覚で理解しているでしょう。「どのような機能があるのか」「どのようなアカウントが多いのか」「どのような投稿が注目されやすいのか」を把握していれば、SNS運用代行の仕事もスムーズに始められるはずです。
また、投稿内容を何度も考えたり、たくさんのコメントに返信したりと、地道な作業が多い場合でも、「SNSが好きだ・楽しい」という気持ちがあれば、コツコツと取り組んでいけるでしょう。
企画や分析が得意
企画や分析が得意な人も、SNS運用代行に向いています。
そもそも多くのクライアントは、SNS運用のノウハウが足りていないからこそ、わざわざ費用をかけてまで外注しているわけです。ゆえに、「SNS運用が得意な人達からたくさんアドバイスをもらいたい」と思っている企業がほとんどです。だからこそ、「御社のアカウントの課題は〇〇なので、このように運用すべきです!」「このような投稿を、〇時~〇時の間に配信しましょう!」といった提案は、大歓迎されます。
ツールを活用してデータ分析ができる人材、そこから新しい企画を考えられる人材は、クライアントから非常に高い評価を得られるでしょう。
ユーザー視点で物事を考えられる
「ユーザー視点で物事を考えられるかどうか」も重要なポイントです。
SNS運用では、ターゲットやペルソナを意識した投稿をすることが何よりも大切です。企業側が伝えたい内容を一方的に配信しているだけでは、なかなか成果にはつながらないでしょう。相手の心に響くような投稿を行い、フォロワーを伸ばしていくためには、「ユーザー目線」が欠かせません。
ぜひ、常にユーザー目線を心掛け、「相手にとってどのような価値があるのか」を考えるようにしてください。
トレンドに敏感
トレンドに敏感な人も、SNS運用に向いていると言えるでしょう。
SNSでは、毎日のように新しい情報が流れていきます。人気のアカウントや流行りのコンテンツも、日に日に変化していきます。そのため、常にアンテナを張り巡らせ、「今何が流行っているのか」「どのようなコンテンツの受けが良いのか」を情報収集できる人材は、SNS運用との相性が良いです。
トレンドを取り入れながら、「相手の興味を引くような投稿」「注目されやすいコンテンツ」を作れるようになれば、クライアントにも喜ばれるでしょう。
SNS運用代行に必要な6つのスキル
この章では、「SNS運用代行に必要なスキル」を紹介します。
具体的には、以下の6つです。
- ライティングスキル
- デザインスキル
- セールススキル
- マーケティングスキル
- リサーチ&分析スキル
- 各媒体のアルゴリズムの理解
順に見ていきましょう。
ライティングスキル
まず、「ライティングスキル」です。
SNSの投稿を通じてユーザーの心を動かすためには、魅力的な文章を書く必要があります。特にTwitterは「テキストで勝負するSNS」なので、高い文章力が求められるでしょう。
短い文章で情報をまとめたり、ユーザーの心を動かしたりするのは、もちろん簡単ではありません。日常的に文章を書く訓練をして、ライティングスキルを高めてみてください。
また、画像や動画がメインのSNSであっても、少なからずテキスト情報も扱うことになります。特にコピーライティングの知識を持っておくと、「ユーザーに反応されやすいコンテンツ」を作れるようになるでしょう。
デザインスキル
続いて、「デザインスキル」です。
例えばInstagramの場合、魅力的な画像を投稿しなければ、ユーザーの目には留まりません。いくら有益な内容を詰め込んでいても、デザイン性や視認性が悪ければ、ユーザーにアプローチすることはできないのです。
もちろんプロレベルになる必要はありませんが、最低でも、以下のような知識は身につけておくことをおすすめします。
- デザインの4原則(近接・整列・反復・強弱)
- 配色パターン
- レイアウト構成
- タイポグラフィ(フォントの決め方)
セールススキル
次に、「セールススキル」です。
SNSでは、長期的にユーザーと密にコミュニケーションを取れるため、見込み顧客を育成する(ナーチャリングする)ことが可能です。また、ユーザーに対して、ダイレクトに商品やサービスを売り込むこともできるでしょう。
当たり前ですが、モノをたくさん売れる人材は、クライアントからも評価されやすいです。ぜひ、「SNSが好きで且つセールスライティングも得意な人材」「SNSに慣れていて且つプロモーションも得意な人材」を目指してください。
マーケティングスキル
「マーケティングスキル」も欠かせません。
マーケティングスキルを有している人材の方が、案件を勝ち取りやすいですし、実際にSNS運用で結果も残しやすいです。
もし、マーケティングの知識が全くない場合は、まずは「3C」「4P」「7S」といった基本的なフレームワークから学んでみることをおすすめします。また、「PEST分析」や「SWOT分析」などの基礎的な分析手法についても、軽く理解しておきたいところです。
インターネットや書籍で学習するのも良いですし、余裕があれば、専門のマーケティングスクールに通ってみるのも良いでしょう。
リサーチ&分析スキル
「リサーチ&分析スキル」も非常に大切です。
SNS運用の仕事は、人気の競合アカウント・現在の市場トレンドなどを徹底リサーチすることから始まります。「どのような投稿が人気なのか」をチェックしたうえで、クライアントならではの色を付け加え、魅力的なコンテンツを配信していくことが重要です。
また、データ分析・アクセス解析も欠かせません。
- インプレッション数
- エンゲージメント率
- リツイート数やいいね数
- フォロワー数
- フォロワーの属性
上記のようなデータを分析し、そこから改善策を考え実行し、またデータ分析を行う。この流れを繰り返すことで、より効果的なSNS運用ができるようになります。
Twitterなら「Twitterアナリティクス」、Instagramなら「Instagramインサイト」と、SNSごとに分析ツールがありますので、使い方をよく学んでおいてください。
各媒体のアルゴリズムの理解
各SNSのアルゴリズムも理解しておきましょう。
アルゴリズムとは、各SNSのシステムが、「ユーザーにどのような順番でどのようなコンテンツを表示させるか」を判断するための仕組みのこと。この仕組みを理解することで、「どのような発信が伸びやすいのか」を把握できるわけです。
どのSNSであろうと、なんとなく投稿を積み重ねるのではなく、アルゴリズムに沿った運用をすることが大切だと言えるでしょう。
なお、SNSごとにアルゴリズムは異なりますし、定期的に変化するものなので、「絶対にこうだ」という正解は存在しません。しかし、最新のアルゴリズムを頭に入れておくことで、SNS運用の成功率は大幅に上がります。
SNS運用代行の始め方
この章では、「SNS運用代行の始め方」について簡単に解説します。
主なステップは、以下の通りです。
- SNS運用の基本スキルを身につける
- ポートフォリオをつくる
- 簡単な案件から実績をつくる
ぜひ参考にしてみてください。
SNS運用の基本スキルを身につける
まずは、SNS運用に関する基本スキルを身につけましょう。
例えば、以下の通りです。
- アカウントの作成方法
- 投稿の仕方
- 独自の機能(いいね、リツイートなど)
- 分析ツールの基本的な使い方
基礎スキルが身についていないと、そもそも案件を勝ち取れません。たまたま契約に至ったとしても、分からないことだらけで業務が進まず、クライアントに迷惑をかけてしまうでしょう。
なお、普段からSNSを利用していて、「基本的な操作はバッチリ」という方は、マーケティングやデータ分析について学んでおくことをおすすめします。
ポートフォリオをつくる
続いて、ポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオとは、自分のスキルや実績をまとめた資料のこと。クライアントに営業をかける際は、このポートフォリオを使って、自分を積極的にアピールするようにしてください。SNS運用の場合は、アカウントのフォロワー数や投稿内容そのものが、そのままポートフォリオになるケースもあります。
これまでにSNS運用代行の案件を受けたことがある場合は、「どのような企業のどのような案件を受けたのか」「具体的な仕事内容や成果」などを記載しておきましょう。案件を受けたことがない場合は、「自分で運用しているSNSアカウント」をアピールしてください。
簡単な案件から実績をつくる
ポートフォリオが完成したら、SNS運用代行の求人を探していきましょう。
上述した通り、仕事を探す方法としては、以下のようなパターンがあります。
- 電話やメールを使い、自分で直接営業する
- クラウドソーシングサービスを活用する
- SNSで案件を探す
- 副業エージェントサービスを活用する
当たり前ですが、いきなり高単価な案件に応募しても、採用されることはありません。実績が足りないからです。
まずは、簡単な案件をこなし続け、スキルを高めつつ、小さな実績をコツコツと積み重ねていくことが大切です。ぜひ、「初心者OK」「未経験者歓迎」の案件を探してみてください。
SNS運用代行の副業で稼ぐコツとは?
最後に、「SNS運用代行の副業で稼ぐためのコツ」を紹介します。
- 継続案件の獲得を意識する
- 分析力・企画力を向上させる
- 複数のSNSサービスの運用スキルを身につける
- 毎回提案を持っていく
ぜひ頭に入れておきましょう。
継続案件の獲得を意識する
まず、「継続案件の獲得」を意識するようにしてください。
はじめのうちは、単発の案件をこなし、実績を積み重ねていくことも重要です。しかし、単発案件ばかり受けていると、なかなか収入は安定しないでしょう。
そのため、ある程度の実績を作り、スキルや知識も身についてきたら、継続案件に応募してみてください。安定的な収入を得られるようになりますし、仕事探しや営業活動の頻度を減らせるので、より効率的に稼いでいくことができます。
分析力・企画力を向上させる
「分析力や企画力を伸ばす」ことも大切です。
何度も触れていますが、SNS運用において、データ分析やアクセス解析は欠かせません。分析力を向上させるためにも、「ツールを使いこなすスキル」や「論理的思考力」などを鍛えておくことをおすすめします。
また、分析結果をもとに、新しい企画を考えられるようになれば、クライアントから非常に高い評価を得られるでしょう。効果的なコンテンツを企画できれば、高単価案件・継続案件の獲得にもつながります。
複数のSNSサービスの運用スキルを身につける
一つのSNSに特化していく戦略も、決して悪いものではありません。
しかし、「Twitter運用にだけ対応している人材」よりも、「TwitterもInstagramもFacebookも対応できる人材」の方が、やはりクライアントから重宝されやすいです。受注できる案件の幅も広がりますし、自分の市場価値も高まります。
いきなり全てのSNSに手を伸ばすのは現実的ではありませんので、まずは1~2種類のSNS運用で結果を残し、慣れてきたら、徐々に対応できるSNSを増やしていきましょう。
毎回提案を持っていく
案件によっては、クライアントと定期的にミーティングを行う場合もあるでしょう。
受動的な姿勢で、何となくミーティングに参加するのではなく、こちらからも積極的にアクションを起こしてみることをおすすめします。例えば、「毎回必ず提案を持っていく」「新しい企画を3つ用意する」といったイメージです。
効果的な提案ができれば、当然、クライアントからの評価は高まります。仕事に対するやる気や熱意も伝わることでしょう。結果的に、「やっぱりこの人に任せたいな」と思ってもらえれば、継続的なお付き合いにつながるはずです。
まとめ
「SNS運用代行の基礎知識」について分かりやすく解説しました。
SNS運用代行とは、文字通り、企業の代わりにSNS運用を行うこと。メリット・デメリットをまとめると、以下の通りです。
SNS運用代行を副業として行うメリット | SNS運用代行を副業として行うデメリット |
・未経験でも始めやすい ・働く時間や場所を制限されない ・SNSやマーケティングの知識が身に付く |
・細かな作業量が多い ・単価アップのためには専門知識が必要になる ・未経験からでも始めやすく競合が多いため、競争率が高い |
SNS運用代行に興味がある方は、ぜひ当記事を参考にしたうえで、まずは初心者向けの案件にチャレンジしてみてください。