どんどん進化するスクールLIBERTY!受講生が学びやすいように改善された仕組みについて調査!

受講生たちがより学びやすいように、LIBERTYではさまざまなツールを導入しながら業務改善を進めています。

それにより、スクールの受講生がより学びやすい環境が構築され、さらには受講生が働き方の選択肢を広げることにもつながっています。

では、LIBERTYでは具体的にどのように業務改善を進めているのでしょうか。

今回は、LIBERTYで業務改善を行う理由や、導入ツール、またツールを活用した改善点のポイントを紹介します!

目次

LIBERTYが業務改善や仕組み化を大切にしている理由

LIBERTYでは、多くの予算をかけていくつものツールを導入しながら、業務改善による新たな仕組み化に取り組んでいます。

しかし、なぜLIBERTYでは、そこまで業務改善や仕組み化を大切にしているのでしょうか。

その理由について、LIBERTY運営会社のやまもと社長に伺いました。

受講生の満足度アップ

受講生の満足度アップ

――LIBERTYで業務改善や仕組み化を大切にする理由の一点目が「受講生の満足度アップ」ということですが、こちらは具体的にどのようなことでしょうか?

「コンテンツが多過ぎて、どの情報がどこにあるのかがすぐにわからない」という問題点を改善して、受講生の満足度をアップするということです。

LIBERTYはコンテンツがたくさんあり過ぎて訳がわからない状態になっていました。

結果的に、それが受講生の努力が進まない原因になってしまっていたことがアンケートなどからわかりました。

一番重要なのは、継続的に毎日努力を続けていくことです。

しかし、集客・セールスに関する課題よりも、もっと手前にある「どこにどの情報があるかわからない」というところで受講生の手が止まってしまうという問題があったので、それを改善するために今力を入れているところです。

 

受講生自身が業務改善スキルを身につけられる

――LIBERTYの業務改善を通して、実際に受講生が業務改善のスキルを身につけられるのでしょうか?

はい。「LIBERTYをクライアントとして考え、業務改善のプロジェクトに携わることでスキルが身につけられる」ということをサービス内容にも入れています。

LIBERTYには、「働き方を変えたいけれど、何を売ればいいかわからない」という人もいます。

そこで、集客セールスに加えて業務改善のスキルも身につければ可能性が広がるのではと思いました。

 

――それでは、受講生の方も業務改善のプロジェクトに携わっているのでしょうか?

はい。業務改善のシステム構築など含めて半年で500万円ほど発注しているのですが、発注先の会社が講座をやってくれるんです。その講座を受講生も受けられる状態にしています。

 

――受講生の方は、自分たちの受けているサービスをより良くするための講座を受講できて、さらに業務改善の実務にも携われるということですね。具体的な事例もあるのでしょうか?

はい。受講生のMさんが「前職でkintoneを導入したかったけどできなかった」という経験があり、今回チャレンジしたいとのことだったので、まずは一参加者として始めてもらいました。

しかし、本人の意欲が強かったので、その後業務改善ステージのリーダーに任命して、彼女を主体にkintoneなどさまざまな業務改善システムの構築を行っています。

 

――実際に、kintoneの担当者ともやり取りをされているのですか?

はい。僕自身はもうほとんどタッチしていません。

 

――Mさん自身もノウハウを吸収し、それをもとに他の会社にも提案できるということですね?

たとえば、kintoneだと日本で2万社くらいが導入していますが、導入してもうまく使えない人もいるので、ツールが扱える人になれば、オンライン完結で働き方を変えられると思います。僕はそれを成し遂げたいと思っています。

 

クライアントの売り上げアップのお手伝いができる

クライアントの売り上げアップのお手伝いができる

――「クライアントの売り上げアップのお手伝い」ということですが、業務改善で得たスキルがクライアントのお手伝いにつながるということでしょうか?

はい。今後、LIBERTYmediaでたくさんの社長さんたちにインタビューをしていこうと思っています。そして、インタビューをしながら「集客セールスのお悩みだけではなく、業務改善で困っていることがあればうちで解決できます」という提案にもつなげていきたいと思っています。

 

――インタビューをしつつヒアリングすることができるということですね。

はい、インタビュー取材営業です。インタビューの内容をLIBERTYmediaで取り上げていくので、社長さんたちにとってはPR広告になりますからね。

 

――このようなところから、LIBERTYでは集客・セールスを教えるだけではなく、業務改善の仕組化も行っているということですね。ありがとうございます。

 

LIBERTYの業務改善事例

さまざまな効果につながることが期待されているLIBERTYの業務改善ですが、そのためにどのようなことを行っているのでしょうか。

すでに実践している取り組みや、これから行っていく予定の取り組みについて、やまもと社長に詳しく伺いました。

スターバックスでの個別相談会からZoomオンライン相談会になった

スターバックスでの個別相談会からZoomオンライン相談会になった

対面からオンライン相談会に移行しました。

LIBERTYや、その前にやっていた留学ワーホリ事業など、基本的に対面で相談会を行っていましたが、対面ではお客さんのパイが小さくなります。とくに、当時は福岡で開催していたので、博多駅地下一階のスターバックスで会える人にしかメッセージを送れず、広告も出せませんでした。

それをオンライン完結にしたことによって、パイを大きくできたんです。さらに、Zoomを利用したことで参加者の方が移動時間を考えなくてもよくなり、セミナーや説明会の参加率も向上しました。

他にも、講座の参加者にママさんが増えてきたときに、お子さんを寝かしつけた後の夜10時や11時といった遅い時間でも、自宅で参加できるようになり勉強しやすくなった点がよかったですね。

 

Dropbox・Dropbox paper導入

動画ファイルの整理などに活用しています。ファイルをどうやって保存しようか考えたときに、クラウドストレージの中でも共有の仕組みがある、Dropboxがいいと思いました。

たとえば、YouTubeでは、有料販売しているコンテンツは規約違反でアカウントが飛んでしまう可能性があるのですが、Dropbox はYouTubeの代わりとして動画の再生もしやすくなります。

Dropbox Paperは、Googleドキュメントの代わりとして使っています。メンバーさんとのミーティングの議事録にDropbox Paperを使うと、一つのドキュメントを共有しながらメモを残せたり、見出しにリンクを挿入できたりと非常に使いやすいです。Dropbox の導入で、ミーティングがしやすくなりましたね。

 

eラーニング導入

eラーニング導入

「learningBOX(ラーニングボックス)」というツールを使っています。LIBERTYは、「リアルタイム」や「誰かと一緒に勉強できる」という点が魅力ですが、さらに自学自習で勉強できる体制も作りたいと思いました。

また、管理する側も、どの受講生がどの動画を見ているのかを把握したいと思っています。

「誰がどこまで勉強したか」というデータを顧客情報管理ツールのkintoneと紐づければ、成果が出ている人の傾向が掴めるからです。

たとえば、「成果が出ている人はこの動画をたくさん見ていて、成果が出ていない人はこの動画に辿り着いていない」といったデータを収集して、皆さんにどんどん発信していたいと思い導入を決めました。

 

マニュアルツール導入

「Teachme Biz」というツールを導入しました。1月から運用を始めて、今活用しています。費用は年間で120万円くらいですね。

Dropbox Paperでのマニュアル作成は、文字だけでなく画像や表も入れられる自由度の高さから、逆に見づらくなってしまうデメリットがありましたが、「Teachme Biz」は決まったフォーマットでのマニュアル作成がしやすいのが特徴です。たとえば、スクリーンショットが簡単に撮れて、矢印や四角などを入れた手順書をすぐに作って編集できます。

 

RPAツールの導入

RPAは、顧客データや営業数字の入力など、単純作業の効率化に活用するつもりです。

「広告費にいくら使っていくらの流入があった」などのデータを毎日入力しているのですが、量が多すぎて結構大変な作業です。そのため、単純作業を行ってくれるロボを作りたいと思っています。

たとえば、「毎日深夜12時になったらこのサイトにログインして、この数字を引っ張ってきます。次に、ここのシステムにログインして、ここにデータを入力してください」と設定すると、後はロボが勝手にやってくれるんです。そうすれば、データを見ながら分析するといった頭を使う重要なところに時間を使えます。

 

kintoneの導入

――次に、kintoneの導入について教えてください。

kintoneは、顧客情報の管理に活用しています。以前はGoogleスプレッドシートで顧客名簿や広告流入経路分析などを行っていましたが、データや関わる人が増えてきたため、同時編集でデータが壊れる確率が高くなってきました。誰がどのデータをいつ触ったのかわからないという点も問題だったので、スプレッドシートの代わりにkintoneを導入したんです。

kintoneの導入で、個々にアカウントを付与して誰がどの情報をいつ変更したのかがわかるようになり、顧客データの変更も楽になりました。

また、さまざまなアプリをkintone内で作れるのも便利ですね。たとえば、電話アプリを作ると、電話に関しての情報だけをアプリ内で編集できます。具体的には、「Outgrow Japanの山本さんに何月何日に電話をかけて、その結果どうなりました」という情報をアプリで編集したら、箱(kintone)内にあるOutgrow Japanの情報が変わるなど、非常に便利です。

 

1ヶ月4~5人チーム少人数制

1ヶ月4~5人チーム少人数制

コースの垣根をなくし、1チーム4~5人ほどのチーム制を導入しました。

LIBERTYのメンバーさんには、人数の多いチャットだと発言を遠慮する傾向があります。

ですが、少人数だとイキイキと発言したり報告し合ったりするので、シャッフルクラスという題名で毎月一回シャッフルしているんです。4人から5人のグループで1クラスにして、お互いに日報を確認するなどして切磋琢磨し合います。

学校の席替えやクラス替えのような感じですね。毎月シャッフルして、強制的に新しい人と出会える場を作りたいと思い導入しました。

チームの分け方はアンケートで決定します。例えば「タイプの男性は?以下の3つからお選びください」というような選択式のアンケートを行い、同じ選択肢を選んだ方をランダムでチームにしていくというものです。初めましての方がアイスブレイクとして活用してもらえるようなアンケート内容にしています。

 

受講生向けのLINE公式アカウントの作成

受講生向けのLINE公式アカウントの作成

LINE公式アカウントは、受講生がやるべきことにすぐにたどり着ける仕組み作りに活用しています。

今まではDropbox内で検索をしていましたが、いろいろな講座が並んでいて、メンバーさんが「今、私は何をすればいいの?」とわからなくなってしまうことがありました。それを解決するために、LINE公式アカウントにLステップを導入したんです。

具体的には、Lステップのリッチメニューを作って「このボタンを押したらこうなる」というのを視覚的にわかりやすくして勉強しやすくする仕組みです。たとえば、受講生の今いる段階に応じてボタンを用意します。ボタンを押すと動画の一覧が表示され、すぐに必要な動画にたどり着けるというものです。

 

oVice(オヴィス)

oViceはメタバース、つまりバーチャル空間です。LIBERTYでは、ノウハウを勉強している時間よりも、自分で考えたり作ったりする時間をいかにとれるかが大事だと言っています。

そのために、今まではZoomで作業会をやってもらっていました。Googleカレンダーを共有して、「このZoomのURLで何時から一緒にやります」と告知をし、ログインして実施するというものです。

ただ、わざわざZoomにログインして行うのはハードルが高いということで、メタバース空間で自分自身のアイコンを設定して、顔出しなしでバーチャル空間に参加できる仕組みを導入しました。これは月額12,000円で使えるので、非常に安いですね。

メタバースのバーチャル空間に行けば誰かいる状態なので、メンバーさん同士のコミュニケーションが活発になったり、1日の中で努力を継続できる時間が増えたりしたことがよかったと思います。

 

Gamba!

受講生たちに、過去の日報にアクセスしてもらう目的で始めました。

現状はFacebookで個人のスレッドを作り、そのコメント欄に日報を入力するようにしています。週報や月報に関してはGoogleフォームで出してもらっていますが、それでは振り返りが難しいため、日報を含めてすべて過去のものにアクセスできるようにしたいと思いました。シャッフルクラスでコメントをし合える仕組みを作りたいと思ったことも目的の一つです。

日報アプリを使うことで、グループを作って日報にコメントをし合えるようになったり、講座の参加数や開催数・誰かを助けた回数や質問した回数といったデータを日々入力する欄を作れたりします。

さらに、それらのデータをcsvでダウンロードできるので、kintoneに紐づけするということもやりたいと思っています。

 

メンバー名鑑

メンバー名鑑

メンバーさんの共通点を一覧で見られるようにして、交流しやすくするためのものです。

LIBERTYが目指しているのは、「努力をラクして楽しみながら続けること」です。理想の未来を手に入れるには、理想の未来が手に入るまで努力を続ける必要があります。しかし、一人ではやる気がなくなることもあるので、皆さんには1人でも多くのメンバーさんとつながってほしいんです。

そのために、たとえば、自分自身のプロフィールにメンバー名鑑のURLを貼っておいて、メタバース空間からすぐにメンバー名鑑にアクセスできるようにします。すると、すぐにその人がどんな人かわかるので、LIBERTYのメンバー間での交流がもっと増えるのではないかと思います。

 

3. まとめ

LIBERTYでは、さまざまなツールを導入しながら、受講生の方たちが学びやすく効果的にスキルを身につけられる仕組み作りを行っています。

今回紹介した取り組みによって、切磋琢磨し合える仲間が増えたり、効率的に時間を使えるようになったりと、働き方を変えるためのスキルをより効果的に身につけられるでしょう。

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