【メンバーインタビュー】20年以上営業職を遠ざけてきた自分を180度変えた視点。お客さまとのやりとりでS.Yさんが学んだこととは?

集客・セールスに特化した女性向け起業スクール「LIBERTY」では、「人の心を動かす売り込まないセールス」を学ぶことができます。事務歴20年のS.Yさんは、営業未経験でありながらLIBERTY入会後にセールスの楽しさを知ったといいます。

今回はそんなS.Yさんに、40歳を超えて初めてセールスに挑戦しようと思った理由や仕事の内容、LIBERTYの良さをお聞きしました。営業未経験の方は参考になる内容です。

目次

S.Yさんプロフィール

経歴

S.Yさんは現在43歳。生命保険会社の営業事務職歴20年です。結婚・出産を経て退職、現在は在宅ワークをしています。経緯を伺ってみました。

―――ご経歴を教えてください。

大学卒業後、営業拠点の事務職として生命保険会社に就職しました。その後、転職をして勤め先が変わることはありましたが、ずっと生命保険会社の営業事務職として働いていました。

―――なぜ生命保険会社に就職されたのでしょうか?

実は当初は明確で主体的な理由はありませんでした。就職氷河期だったこともあり、正直どこかの企業に採用されたら御の字の状態だったんです。そんな中、保険や金融は親も安心するかもしれないという思いもあって応募したところ幸い採用いただき、気付けば20年、同じ業界で同じ営業事務職を続けていました。仕事に取り組む中で生命保険の社会的意義を実感するようになり、とてもやりがいがありました。

―――現在のお仕事を教えてください。

生命保険会社は退職し、現在はアウトソーシングで電話営業代行業務、テレアポ業務をしています。電話営業代行業務では、見込みのあるお客さまに電話で教育商材を販売しています。テレアポ業務では、EC事業を展開されている中小企業の社長さまに向けて、ECサイト運営に関するコンサルティングや実際に改修作業を行うサービスの提案をしています。

受講のきっかけ

3年前に産休育休を取得した後、職場復帰したS.Yさん。復帰してからは色々と考えるところがあったといいます。

―――育休から復帰された際、職場に戻る不安はありませんでしたか?

むしろ不安しかありませんでした。1年4ヵ月で復帰したのですが、休暇の後半は、ブランクがあることや休み中何もしていないことが不安になってWebデザインの勉強をしてみたり、復帰直前になると仕事についていけるかが不安で、職場復帰前のママ向けのメンタル系セミナーを片っ端から受けたりしていました。

一方で、1年少々で復帰して本当にいいんだろうか、もっと息子と一緒にいてあげるべきだったんじゃないかと後悔の念もあり、本当に気持ちが不安定だったと思います。

―――実際復帰してみていかがでしたか。

営業スタッフは一新されており、業務の進め方も変わっていました。事務職といえども徐々に営業色が強まるという会社からの通達もあり戸惑いましたが、実務チームの主要メンバーは以前と変わりがなかったので、質問や相談をしながらなんとか食らいついていきました。息子が保育園で頑張っている姿も支えになりましたね。

―――現在は退職されているということですが、どんな経緯があったのでしょうか。

時短勤務にもかかわらず、残業が多かった育休前と変わらない業務量だったこともあり、仕事と育児と家事のバランスを取ることが本当に難しくなっていきました。残業がかさんで保育園のお迎えが遅くなってしまった時は保育園に頭を下げ、息子が体調を崩して保育園からお迎え要請がかかれば職場に頭を下げて早退し、いつもどこかに頭を下げていました。

仕事を休めず病児保育を利用することも多かったのですが、時短勤務の収入で度重なる病児保育の利用料を支払っていると、何のために仕事をしているのかわからなくなるときもありました。そんなときにLIBERTYの広告に出会い、ごく自然な流れで入会していました。なんとしてでも目の前の働き方を変えたかったからです。

退職の理由は、そこからさらに息子に発達障害の可能性があるとわかったからです。療育施設に週2日通うのが息子にとって最善策だったのですが、療育施設の保育時間は14時過ぎまでのため、正社員での仕事を続けるのは難しいことがわかりました。

20年続けてきた正社員の立場を手放してよいのか本当に悩みましたが、息子にとっての最善策を知りながらその選択をしないことは親としてあり得ないと思い、思い切って退職しました。LIBERTYに入会して半年後のことです。

セールスに取り組もうと思ったきっかけ

事務歴20年のS.Yさん。会社での業務内容は、営業スタッフとは近い関係ながらもあくまで事務職でした。LIBERTY入会後、そんな彼女の考え方に変化が訪れます。

LIBERTYに出会う前の20年間で思い込んでいたこと

―――そもそも、20年間の会社員生活ではなぜ事務職に徹していたのでしょう?

セールスの売り込み感が苦手だったからです。生命保険の世界でやり手の営業スタッフを間近に見ていて、自分にはとても務まらない、断られながら何度もアタックする素質は自分にはないと敬遠していました。ですので、事務職で採用されながら途中で会社の方針が変わり事務職でも営業寄りの業務になるという通達が出た時は、世界が終わったかのように感じました。「セールスはギラギラとした、したたかな仕事」だと思っていたんです。

LIBERTY入会後に知ったセールスの世界

―――セールスへの苦手意識を抱えたままLIBERTYに入会。FASTコースで学び始めたそうですが、どんな経緯でセールスに興味を持つようになったんですか?

FASTコースに進むと、まずはナーチャリング(見込みのお客さまに顧客になっていただく)に取り組みます。私は当時本業があり日中は思うようにLIBERTYの活動ができなかったので、隙間時間を使ってナーチャリングに取り組み、時折夜間に広告画像を作成したりという活動をしていました。

―――心がけていたことはありますか?

退職を機に、やまもと社長のマインドにならって、“コンフォートゾーンを抜け出す”つまり、「自分が踏み入れたことがないジャンルのことをやってみる」ことを特に心がけるようにしました。

そろそろ何か他のことにも取り組んでみたいと思っていたタイミングでちょうど退職することになり、それまでは時間に制約があったために取り組めていなかったこともできるようになりました。言い方を変えれば、取り組まない言い訳ができなくなってしまったんです(笑)。そんな理由から、ちょっと自分を追い込んで、LIBERTYの中で苦手意識があったセールスにまずは取り組んでみるようにしました。

―――それは挑戦ですね!それまで一度もやったことがなかったセールスに取り組んでみていかがでしたか?

43歳、生まれて初めてセールスに挑戦するのはかなりの勇気が要りました(笑)。先輩に教わりながらマニュアルのフローに沿ってカリキュラムを踏んでいくんですが、「3%の出来でいいからやってみる!」というやまもと社長の起業家マインドが必要なのはわかっていながら、踏み出すにはマニュアルにある2倍以上のトレーニング数が必要でした。

当初は毎回Zoomを開く前にはおなかが痛くなっていました(笑)。回数を重ねると、いつの間にかお客さまとお話することが楽しくなっている自分がいましたけど。

セールスに対する捉え方が180度変わった

―――セールスに取り組んで感じたことはありましたか?

自分にとって一番インパクトが大きかったのは、「セールスは決して売り込むのではなく、相手が求めることを理解して、相手がそれを正当に手に入れる人になるための役に立つこと」という考え方を身をもって理解できたことです。

LIBERTYでセールスに取り組み始める前から、もっと言うと入会前のフロントセミナーに参加している時から何度も耳や目にしていた言葉でした。でも、会社員時代はセールスは売り込みだという感覚が長く染みついていたこともあって、本当の意味では理解できていなかったんですね。

自分がセールスをする側になり、私と話すことでお客さまの表情が晴れやかになったり、一段と意欲的になられたりする様子を見て、「セールスとは相手の問題を解決することだ」と腑に落ちました。そこからは、あらゆる事柄をセールスマインドを軸にして考えるようになりましたね。今では、LIBERTYの外で電話営業代行やテレアポの委託業務を請け負うようにもなりました。

少し後悔しているのは、LIBERTYで学び始めてから退職するまでの半年間の仕事の取り組み方に、もっとLIBERTYで学んでいるマインドを取り入れたら良かったということです。結果的に退職はしたと思うのですが、もっと仕事を楽しめたのではと今なら思います。

将来の目指す姿

―――今後はどんな仕事をしたいですか?

まだこれから構想を練るところなのですが、子どもたちが未来に夢を持てるようになるための後押しをする仕事をしたいです。少し具体的にいうと、自然環境保全の重要性を子どもたちに伝えるような仕事です。そして、文章で人の心を動かす仕事もしたいです。

―――そう思ったきっかけは何だったのでしょうか?

少し恥ずかしい話なのですが、子どもが生まれる前は、「自分が楽しく人生を終えることができればその後の地球はどうなっても私には関係ない」と思っていました。でも自分に子どもができてみると、「息子に、そしてまたその子どもに、生きるって楽しいと思ってもらえる世界を連綿と残していくことが親の務めだ」という考えに変わりました。

そのためにはそもそも、衣食住が満たされていなければなりません。そしてそのためには環境問題は避けて通れないと思ったんです。簡単ではありませんが、それをなんとか形にできたらいいなと思っています。

そして、実は社会人3年目の頃、誰かの思いを文章で人に伝える仕事をしたいと強く思った時期があり、事務職の傍ら書く勉強をしたことがありました。そのときは一歩を踏み出す勇気がありませんでしたが、LIBERTYに出会ったことで今、当時の夢が蘇っています。

LIBERTYでの学びから、「セールスとは相手の問題を解決すること」だと実感できました。大きな意味では、「環境問題の重要性を子どもたちにわかりやすく伝えること」「文章で人の心を動かして、読み手の悩みを解決したり気づきを得てもらうこと」も、セールスだと思います。

LIBERTYにおけるセールスチームの活動

セミナーにおける進行係の活動

―――S.Yさんが持っていたセールスに対する印象を180度変えたLIBERTYのセールス活動ですが、具体的にはどのような活動なのでしょうか。

ひとり起業に興味がある方がまず申込をされるのが、LIBERTYのフロントセミナーと呼ばれる「ひとり起業セミナー」です。Zoomを使ってこのセミナーを開催します。はじめは先輩が開催するセミナーに同行して経験を積んでいくのですが、私はこの同行の回数が人の2倍は必要でした(笑)。

そうして先輩の取り組みを間近で見せてもらったり、事後に振り返り会を実施してメンバーからフィードバックをもらったりしながら経験を積みました。性格も背景も理想とされている未来もひとりひとり違う参加者の方とやりとりをさせていただくことで、相手のことを知る難しさと、人間が持つパワーの素晴らしさを知ることができました。

商品説明会における進行係の活動

―――フロントセミナーの次には商品説明セミナーというプロセスもあるんですよね。

フロントセミナーに参加して、もっとLIBERTYのことを知りたいと興味を持たれた方に向けて開催するのが、「商品説明セミナー」です。商品説明セミナーでは、カリキュラムや講座内容など、フロントセミナーではまだ触れていなかったLIBERTYで学べることの詳細についてお伝えします。

起業することや働き方を変えることは、参加者の方にとって人生の重要なターニングポイントになるはずです。LIBERTYで学ぶ自分をイメージしながら、フロントセミナーと比べてより深く「自分とは何か」を考える機会になります。商品説明セミナーにも、何度も同行させてもらいました。

セールス活動を通して学んだこと


LIBERTYで初めてセールスに挑戦したS.Yさん。それまでセールスに抱いていたイメージが覆ったといいますが、それだけでなく、もっと見えてきたものがあるそうです。

相手のことを知る力

―――セールスに取り組むようになって、学んだことは何でしょうか。

3つあるのですが、まずは、相手を知る大切さです。セールスは、「相手が求めることを理解して、相手がそれを正当に手に入れる人になるための役に立つ」ことです。そのためには、まず相手を正確に知る必要があります。

ここが不十分だと、その後の自分のアドバイスは内容が浅いものになってしまいますし、おすすめする商品・サービスも相手にとって見当違いになってしまいます。場合によっては相手に誤った時間やお金、努力の使い方をさせてしまうことになります。

そして、相手を知る力を身に付けることは、自分が扱おうとしている商品が本当に人のためになる価値ある商品なのかどうかを判断することにも繋がると思います。そして、大前提として、相手に自分のことを気持ちよく話してもらうために、相手に合わせた話しやすい雰囲気づくりも大切です。

相手の問題を解決するために提案をする力

―――ふたつめは何でしょうか。

相手を知って、相手が抱えている問題や手に入れたい理想の未来が見えてきたら、その理想の未来を手に入れるためには問題をどうやって解決していくのかを考えることです。

まずは現状と理想の未来とのギャップをできるだけ具体的に明確にします。数字を取り入れたり、情景が思い浮かぶような提案です。そして、できるだけ最短で理想の未来に到達するためにはどうすればいいのか、逆算して考えます。ここで現状、理想の未来、そのギャップの埋め方を、相手が自分ごととしていかに具体的にイメージできるようにするかが重要です。

相手に響くように伝える力

―――最後は仕上げですね。

そうです。目の前の相手が自分で行動を起こしてくれるような伝え方をすることです。相手を知って、抱える問題や理想の未来もわかり、現状と理想のギャップの埋め方も分かったところで、その具体的な解決策が相手の腑に落ちなければこれまでのプロセスは意味がありません。具体的にイメージできなければ、人は動かないからです。会話をしながら、途中で「イメージできましたか?」と尋ねることもあります。

そして、時には励ましたり、多少喝を入れさせていただく場面もあります。少しだけ背中を押して欲しい人、それまでの経験からどうしても一歩が踏み出せない人、さまざまだからです。相手にあわせた伝え方が必要であるし、それがハマった時には本当に人は動くというさまを、目の前で経験することができました。

LIBERTYの良さ

LIBERTYでのセールスを通じて、考え方が大きく変わったS.Yさん。感じているLIBERTYの良さを尋ねてみました。

発想や価値観を転換することで人生を変えられる

―――LIBERTYに入会して、よかったと思うことは何ですか。

お話してきたように、私の中でセールスという行為に対する考え方が逆転しました。セールスは「売りつけること」ではなく、「相手の問題を解決して理想の未来へ導く、価値あること」という認識に切り替わりました。そうしてセールスに取り組む中で、人と接することの深さや温かみをより感じるようになり、大切な人はより大切に思えるようになりました。

会社員時代は、同じ人間関係の中で与えられた仕事をこなしていくことでなんとなく仕事ができたようなつもりになっていました。でも、LIBERTYに入ってセールスに取り組み始めると、それまでの仕事の取り組み方は薄っぺらいものだったと思い知りました。

そして、セールス活動を通じて学んだ「相手を知ること」「相手の問題を解決するために提案をすること」「相手に響くように伝えること」。これらは、セールス活動だけに限らず、他の仕事やプライベートでも根幹になる大切なことだとわかりました。

もっと言うと、あらゆる行為はセールスマインドに基づいているといってもいいと私は思います。そして、自分自身をセールスすること自体が人生を切り拓いて変えていくための大切なポイントだというのも、LIBERTYに入って感じていることです。

できなくて当たり前、だから落ち込むことなくどんどん挑戦せよ

―――先ほど、セールスに挑戦した当初は毎回おなかが痛くなっていたけれど、いつのまにか楽しくなっていたとおっしゃっていましたね。なぜ楽しくなっていったと思いますか?

「とにかくやってみよう!」「やってみてから考えよう!」と思うことができたからだと思います。やまもと社長はいつも「3%でとにかく動け!」と背中を押してくれるので、LIBERTYではこの3%の考え方が浸透しています。

まず始めの1歩を踏み出さないと何が課題なのか見えてこないし、課題が見えなければ改善することもできないからです。それを繰り返しているうちに、3%の基準がいつの間にか上がっていたり、いろんなことに3%で挑戦する習慣がつきます。

そして、「やってみないとそれが自分に合っているかどうかわからない」というのも大切な視点だと思います。合っていないとわかったら、次のことにまた3%で挑戦して、合っていることをどんどん見つけていけばいいのです。

ホームと思える場所

―――お話を聞いていると、LIBERTYはとても元気になれるというか、パワーを生み出せる場所に思えますね。

私はLIBERTYはホームだと思っています。LIBERTYで身に付けたマインドやスキルを、LIBERTYの外の世界でアウトプットして試してみる。3%でいいからまずはやってみて、課題が見つかったらまたLIBERTYに戻ってマインドを入れなおしたり、切磋琢磨できる仲間と一緒に作業会をしたり話を聞いてもらったりして、パワーチャージしながらまた外の世界でアウトプットする。

安心できる場所があるというのは大きいです。小さな子どもと一緒で、安心できる基地があれば挑戦ができますから。それを繰り返しながら、昨日の自分よりひとつでも成長していれば、理想の未来に必ず近づいていくと思っています。

まとめ

あなたは、起業や働き方を変えることは私には無理とあきらめていませんか?

S.Yさんも、はじめは「なんとなく」「与えられた中で」忙殺されるままに日々を過ごしていましたが、とにかく日々の悪循環を変えたい一心で、LIBERTYの門をくぐりました。敬遠していたセールスにも挑戦し、今では電話営業代行やテレアポに取り組むようになりました。

どんな人も、自分の意志ひとつで変わることができる。S.Yさんのお話からは、そんな強い思いが伝わってきました。

「売りたい商品はないけど起業してみたい」「働き方を変えてみたい」という方は、まずはLIBERTYのLINEに登録してみてはいかがでしょうか?あなたも、LIBERTYの良さを感じながら人生を変えてみませんか。

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