【将来が不安な方必見】女性営業マンのキャリアプランの立て方とは?年代別に徹底解説!

女性営業マンが主体的にキャリアプランを描けるとどんな良いことがあるでしょうか。

将来に対する漠然とした不安を具体化することで、女性営業マンが自分らしいキャリアプランを描くヒントをご紹介していきます。

目次

キャリアプランに悩んでいる女性は多い??

結婚、出産、育児などのライフイベントから、転勤、昇進昇格、転職などのビジネス上のキャリアまで、働く女性を取り巻く環境は選択肢であふれています。

そのような環境変化にどう対処し、選択するのが自分にとっての最良なのだろうと、迷っている人も多いのではないでしょうか。

選択をするタイミングは、自分の将来やキャリアプランを見つめ直す良いきっかけにもなります。

自分の人生を納得いく方向に導くためには、要点を押さえて方針を決めることが大切です。

まずはライフイベントの中で特に影響の大きな結婚、出産、育児についてどのような課題があるのか、ポイントを事前に押さえておきましょう。

 

ライフイベントが多い女性のキャリアプランの悩み

結婚・離婚

社会に出てまず出会うライフイベントは結婚という方が多いでしょう。

「昇進を目指して仕事を続けたい」「会社を辞めて家庭に入りたい」など、自分の理想を整理し、パートナーになる人と事前に共有することが大切です。

お互いに何を大切に生きていきたいのか、すり合わせしていけば、結婚後の家事分担、子育ての協力など様々な場面で心強いパートナーシップを築くことができるでしょう。

その際、どちらかが一方的にではなく、お互いにどのような未来を描いているのか話し合うことが重要です。

また離婚という選択をする場面に直面する可能性もあるため、一人で生活をしていくプランも織り込んでおくことも必要です。

 

妊娠・出産・育児

「妊娠、出産は授かりもの」とはいえ、いずれは子どもが欲しいと考えている人は、キャリアプランを逆算して想定しておくことが大切です。

産休や育児休暇制度は入社後どのタイミングから取得できるのか、リモートワークや時短勤務の利用など、会社の制度について早めに確認しておくこと。育休から職場復帰した経験者に復帰後の実態をリサーチしておくことも、復帰後のイメージをつかむことに役立ちます。

また育児休暇中には、上司や人事部に面談を申し込むのも良いでしょう。

今はリモート面談も充実し、お互いに場所を選ばず話ができる環境が整っています。

「復帰後のイメージが明確になる」「復帰後のポジションを相談しやすい」など、復職がスムーズに進むというメリットも多くおすすめです。

社員のモチベーションアップに繋がれば、会社側のメリットにもなります。積極的に活用しましょう。

 

【女性営業職】キャリアプランの立て方とは?

営業職とは、他人と良好な人間関係を構築し、円滑にコミュニケーションを進めていく「対人能力」が必要な職種です。

今まで培ったリソースを棚卸しし、現状、ビジョン、そのギャップを埋めるための方策は何か、ロードマップを描くことから始めましょう。

 

自分の現在地を知る

はじめに「自分の現在地」を把握することから始めましょう。

今、自分ができること、武器、能力は何でしょうか。また自分ができないこと、苦手なことは何でしょうか。

「自分の現在地」を把握するとは、あなたの現時点の総合力を見える化し、自己理解を深める作業を指します。

仕事で得たスキルや能力、経験、自分の性格や長所短所だけに留まらず、家族や子ども、交友関係、学んできたもの、持ち物、住居、あらゆる資産などを含めて棚卸しを行います。

例えばRPGゲームでいうと、今何のアイテムを持っていて、何を持っていないのか、体力はどれくらい残っていて、スコアは何点かなど。

今自分はどこに立っていて、大切にしているもの、価値を見出しているもの、心が動かされるものは何かを紐解いていくのです。

 

将来像・なりたい姿を明確にする

あなた自身の夢やビジョンは持っていますか。自分の将来像やなりたい姿が明確だと、様々な岐路に立った時、自信を持って選択することに繋がります。ロールモデルは会社の上司や先輩でなくても大丈夫。憧れの歌手や女優さん、スポーツ選手、経済界の有名人などでも良いでしょう。

彼ら彼女らの言動や行動、著書などにヒントが隠れている可能性も。ピンとくる言葉などがあればメモをしておくことをおすすめします。ぼんやりと頭で描くだけでなく、どんどん言語化していくこと。

また逆に「やりたくないこと」を書き出していくことで、本当に自分が望む働き方や、本当にやりたいことに出会えることもあります。

将来像・なりたい姿を明確にする

 

今後のロードマップを作る

あなたのキャリアプランのロードマップを作りましょう。

キャリアとは出世や転職など単体の出来事を指したものではなく、働くことを通した「継続的なプロセス」、個人の「生き方」を指しています。

ロードマップを作る時は、ゴール、目的を明確にすることが大切です。

「何を実現したいのか」「どんな生き方がしたいのか」といった夢に日付(期限)を入れたものがゴール。

それらが定まったら、自分の現在地を明確にし、そのギャップを埋めるために何が必要か戦略を考えます。

この一連を全体設計したものがロードマップです。一度作ったら終わりではなく、状況や立場が変わったら何度でも作り直しを。あなたにとって最良の選択ができるように常に準備しておくのです。

 

【年代別】女性営業職に多い悩みとキャリアプランの考え方

女性営業職に多い悩みとは何でしょうか。

時間的な融通が効きにくい、長時間労働が当たり前、男性中心の世界のため将来像が描きにくいなどのイメージが挙げられます。

得意先との折衝を伴う活動が中心になるため、日時調整など得意先の要望に合わせることが多い点。

急なトラブル対応や突発的な事案が発生することもあり、時間の制約を受けることが多い女性は働き続けることが難しいなど。

また社内や業界内で女性営業職のロールモデルが少なく、キャリアパスのイメージが描きにくい点も。

でも冷静に考えてみましょう。営業職を通して様々な能力が身に着いていることに気づいていますか。

時間調整能力、現状を把握し課題を設定できる能力、実行力、判断力、変化対応能力、クロージング能力、傾聴力、リーダーシップ、マネジメント力など、様々な能力が身に着いているはずです。

これらは会社を離れたとしても活用できる「持ち運びができる能力」と言い、今注目されています。

営業職は成果が見えやすいので、逆に頑張り次第では女性にとって続けやすい側面もあります。

営業職は男性社会だと言われるものの、だからこそ女性ならではの強みを発揮できる場面も多く、恩恵も得やすいでしょう。そんな女性営業職の悩みやキャリアプランについて、年代別に考えていきましょう。

 

20代

悩み

【①今後のキャリアプランの悩み】

今後、結婚や出産、育児をしながら、女性営業職として働き続けるイメージが湧きづらいというのが1番の悩みではないでしょうか。

学生時代の仲間が、他の職種で充実しているという話を聞くと不安になる人もいるでしょう。

実は女性営業職は「潰しが効きやすい職種」。

営業職で培った「持ち運びができる能力」が、ビジネスに求められる本質的な能力やスキルに繋がっているのです。また営業職は数値目標が明確にあります。

達成を求められるのでプレッシャーはあるものの、見方を変えれば成果さえ出せば評価を得られる職種。スケジュール管理も比較的、自分でコントロールしやすい面もあり、女性営業職は続けやすい仕事とも言えるのです。

営業職にやりがいを感じているなら、今後も営業職として活躍できる道を模索してみてはいかがでしょうか。

 

【②転職回数が多いこと】

転職を繰り返しても、昔に比べて不利になる時代ではなくなっています。

終身雇用制度は崩壊しつつあり、確実に転職するのが当たり前の世の中になってきたのです。

職歴で得た経験やスキル、能力、そこから学んだことを棚卸し、自分の言葉で誠実に相手に伝えられるように言語化。それらを踏まえ、次の会社で自分は何に貢献できるかを積極的に伝えていきましょう。

自分ができること、やりたいことを具体的に言語化できる人は、ポテンシャルが高く、仕事の能力も高い人だと評価されるのではないでしょうか。

組織で働くということは、コミュニケーション能力が不可欠です。

「転職から何を学び、何を掴み、どう行動してきたのか」「相手にどのように伝えることが最良か」など、面接の場面でコミュニケーション能力も問われるでしょう。

準備をしっかりしたうえで、自信をもって挑んでください。

 

【③社内にロールモデルがいない】

女性営業職は目に見える成果が常に求められる職種です。

「仕事自体は楽しい。でもいつまで頑張り続けることができるのだろうか。身近にロールモデルがいたら、自分と重ね合わせて安心しながら進めるのに」と感じている人は多いようです。

ただし「自分と全く同じ条件のロールモデル」はどこを探しても見つけることは難しいでしょう。

「いつまで頑張り続けられるか」は、女性営業職に限った不安ではなく、働く人全てに共通するもの。

社内にロールモデルがいないことで、「常に誰かと比較される」ことや「誰かと比較して落ち込む」といった必要もないのです。

「ロールモデルがいない」ことに不安を感じるのではなく、「ロールモデルがまだいない」からこそ、自分らしい働き方で自信を積み上げるチャンスだと考えてみてはいかがでしょうか。

 

考え方のポイント

20代のうちはできるだけ仕事における経験を積むように心がけると、30代以降は育児などのプライベートと仕事との両立を選択できる可能性も広がりやすいでしょう。

ライフイベントが発生しやすい20代後半~30代半ば頃までに、いかに経験値を積むことができるかが大事なポイント。小さくまとまらず、行動範囲を広げて、チャンスをどんどん掴んでいきましょう。

女性営業職は成果さえ出し続けることが出来れば、自分で働く時間などコントロールが比較的しやすい職種です。

営業で結果を出し続けるには、常に学び、成長し続ける姿勢がとても必要になります。学び直しなど積極的に取り組みましょう。

自分のための時間が確保しやすいこの時期に、「何を大切に生きていきたいのか」「そのためにどのような考え方やスキルが必要か」などをじっくり見つめ直し、実際に行動していくことも大切です。

そうして培った経験が30代以降の生き方に幅を持たせていくでしょう。

 

30代

悩み

【①今後の自己成長に関する悩み】

30代は仕事の手ごたえを感じ始め、自信がついてくる頃です。

20代に比べて体力の低下を感じ、もうがむしゃらには働けないというジレンマや、このまま同じ仕事を続けて成長できるのだろうかという将来に対する不安を抱える人も。

結婚や出産などのライフスタイルの変化、異動や引越しを伴う転勤の経験、「新たなキャリアを身に着けたい」とキャリアアップを検討する人もいるでしょう。

節目の多い30代で、一旦立ち止まり、「今後どう生きていきたいか」「自分の理想は何か」を考える時間を取ることをおすすめします。

積極的にリカレント教育などを活用し、社外のネットワークを広げるのもいいでしょう。

様々な人の生き方や考え方に触れ、自分を見直す良い機会です。

 

【②仕事と家庭の両立に関する悩み】

結婚した直後はDINKSとして夫婦で働き、独身時代からさほど負担は増えないと感じる人は多いでしょう。

出産も何とか乗り越えた先に、最大の難関があります。育児休暇明けです。

何より大きなハードルは、育児をしながら働き続けることなのです。運よく希望の保育園に入れたとしても、しばらくは急な発熱などで保育園からの呼び出しも多く、仕事に集中できない期間もあるでしょう。

この時期は夫婦で一緒に乗り越えるパートナーシップをいかに築けるか、お互いの両親に助けて貰えるアテはあるか、またベビーシッターやハウスクリーニングなどお金で時間や体力を買うという選択も必要になるでしょう。この時期は「使えるものは何でも使う」潔さが大事です。

仕事と家庭の両立に関する悩み

 

【③部下に関する悩み】

良き先輩から、部下を持つプレイングマネージャーとして経験を積む人も出てくる頃です。

今までは上司から指示を受けて動いていれば評価されていたでしょう。

後輩や部下を持つようになると、自分から指示を出す機会が増え、評価される内容自体も変わっていきます。「部下の気持ちがわからない」と悩む人もいるでしょう。ついこの間までは、自分もその部下の立場。

「自分が一般社員だった頃は上司に何を求めていたのだろう?」と思い出し、部下との対話を大切にしていきましょう。

プレイングマネージャーで部下との対話に時間が取れないという場合は、チーム内にビジョンやスローガンを浸透させ、部下自身が判断できる軸を作るようにしてみてはいかがでしょうか。

 

考え方のポイント

30代は仕事も自分だけが成果を出せば良かった時期から、部下を持ち、チームで成果を出すことが求められる時期に次第に移行していきます。

仕事と育児や家庭生活との両立をしながら、これからのキャリアを見据え、転職や新たな学びをスタートする最適な時期でもあるでしょう。

今まで培った知力と体力を総動員し、いわば総合格闘技に挑む心構えが必要。女性営業職として、時間調整能力、現状を把握し課題を設定できる能力、実行力、判断力、変化対応能力、クロージング能力、傾聴力、リーダーシップ、マネジメント力スキルなどを高めてきたあなたなら、きっと乗り越えられるはずです。自信を持って進みましょう。

仕事と子育てを両立していくためには、職場の協力が最も大事になります。

特に得意先や社内とのやり取りが不可欠な営業職は、報告、連絡、相談などのコミュニケーションを大切にすること。急に子どもの病気などが発生する可能性もあるため、商談日などのアポイントや大切な資料などはチーム内で共有しておきましょう。

もちろん周りへの感謝の気持ちは常に伝えるように心がけて。得意先にも事情を伝えたうえで、早め早めに対応していきましょう。そうした姿勢が社内外での信頼関係を生み、次のチャンスへと繋がっていくのです。

 

40代

悩み

【①管理職など責任のある立場を求められる】

40代は働き方の分岐点とも言えます。管理職になりチームや組織の成果が求められる、さらに責任ある立場になる人も出てくるでしょう。中堅として専門的な知識が問われる仕事も増える時期です。

また家庭においても、育児に加えて、両親の介護の問題を抱える人も。仕事面でも家庭面でも責任のある立場が求められ、様々なプレッシャーを抱える年代とも言えるのです。

「自分は何のために働きたいのか」「仕事を通して何を実現したいのか」「何を大切に生きていきたいのか」などじっくり内省する絶好のタイミング。

もし将来的に新たに取り組みたいことが出てくれば、学び直しをする、社内で部署異動を相談するなども検討してみては。一旦、現在地を振り返り、今後に向けてのプランを立て直すと良いでしょう。

 

【②マネジメントに関する悩み】

この年代に求められるのは、最小の資源で最大の成果を上げるマネジメント。

部下をいかに育成し、成果を上げる人材に育てることができるかなどが求められます。

とはいえ、優秀な部下ばかりではないのが悩みの種。

ただしビジョンや戦略を実行するのは人であり、マネジメントは人と人との関係性で成り立ちます。

マネジメントには何より相手とのコミュニケーションが大切。自分の話をよく聞いてくれ、理解しようとしてくれる上司にはどんな感情を抱くでしょうか。

一方で、上から目線で指示を出し、自分を理解しようとしない上司。

「この人のために頑張ろう」と思うのはどちらでしょうか。

あなたの目の前にいるのは感情を持った人。まずは部下の話を一生懸命聞くことから見直してみませんか。

 

【③突然仕事へのやる気を失ってしまう】

約20年近く社会人として走り続けてきた40代。学生時代に共に就職活動をした仲間たちが、20年近い年月が経て、明らかな「生き方の違い」が生まれてくる時期でもあります。

会社で評価され昇進していく友人、転職を成功させた友人、子育てを機に専業主婦になった友人、起業をした友人など。まわりの変化に戸惑うこともあるでしょう。

また会社の中で、早期退職で会社を離れる上司や仲間の姿を目の当たりにし、ショックを受けることも。

「自分はこのままでいいのだろうか」と悩み、仕事への意欲を急に失ってしまう場合も。中にはホルモンバランスの乱れによる更年期の初期症状の人も。

ここまで頑張ってきたのですから、自分のための休暇を取って、自分を労わってあげることも大切です。焦る必要は何もありません。

 

考え方のポイント

40代は働き方の分岐点として、「管理職としてマネジメント職を目指すのか」「営業の現場でプロフェッショナルとして生きていくのか」など、自分の進むべき道を決めていく時期だと言われてきました。

ですが時代は「人生100年時代」。40代はまだまだ人生の折り返し地点にすらたどり着いていません。今こそ、長期プランを描く絶好のタイミングです。

「自分ができることは何か」「自分は何を大事にしていきたいのか」など、今までのキャリアの棚卸しや自分のありたい姿、ゴールを明確にし、貪欲にキャリアを積み上げていきましょう。

迷った時はワクワクする方を選ぶ、困った時に相談できる社外の仲間を持つなど、自分なりのルールや方向性を決めておくことも大切です。

家庭マネジメントや子育てを通して、プライベートでも「人の成長」に深く関わってきた人も多いでしょう。その経験は部下育成、チームや組織作りに大いに役立つものに。営業メンバーを育成することにやりがいを感じる人も出てくるでしょう。

現場で培った経験は、何一つ無駄にはなりません。どのように相手に伝えると物事がさらに発展していくか、コミュニケーションを研究していきましょう。

人によっては更年期障害を迎える年代でもあるので、体調管理は万全に。

 

50代

悩み

【①仕事と介護の両立に関する悩み】

子どもが大学生や社会人になり、育児が一段落したのも束の間、両親の介護問題に直面する人も出てくるでしょう。

結婚や出産といったライフイベントは会社に報告するものの、親の介護となると一変。「出世に響くのでは」「働けない社員だと思われたくない」などという理由で会社に報告する人は少ないようです。

介護は場合によっては長期戦になります。仕事と介護の両立に悩み続け、いずれ限界を超え、突然会社を辞める人も。数人で良いので信頼できる上司や同僚に相談しておくことが大事です。

テレワークやワーケーションも日常的に広がってきました。これらを柔軟に活用することで、介護との両立が可能になる場合も。一人で抱え込まないことが大切です。

 

【②いつまで働き続けられるのか】

個人差はありますが、更年期症状を抱える可能性が高まる50代。

「しゅふJOB総研調査」によると、50代では約72%の人が更年期症状を自覚した経験があるという結果が出ています。

更年期症状が原因で仕事において不利な状況が生じていると感じることが「ある」と答えた人に、「どのようなことで不利な状況が生じていると感じますか」と尋ねたところ、最も多かったのが「体調不良で本来の力が出せない」が約75%を占めたそうです。

身体の変化とともに、「いつまで働き続けられるのだろう」と不安な気持ちに拍車をかけます。

更年期症状は個人差があり、周囲にわかりづらいもの。会社の配慮や職場の理解が必要でしょう。

普段から信頼して相談できる上司や同僚、社外の仲間を作っておくことが大切です。

※参照サイト(しゅふJOB総研調査)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000734.000003176.html

 

考え方のポイント

50代になると育児だけでなく、介護の問題も抱える人も出てきます。

個人差はありますが、体力の衰えをしっかり感じ始めるこの頃に、更年期障害の症状が追い打ちをかける場合もあるでしょう。

営業のマネジメント職としてキャリアを積んできた人は、50代で「役職定年」を迎えるという人も。「今後の働き方」について見直す必要も出てきそうです。

経営層を目指してこのまま同じ会社で働き続ける、少し会社の規模を落として転職し、経営メンバーとしてチャレンジするなども良い選択です。

或いは、自分が長く働ける場所を作りたいという目的で、独立という選択をする人も。この年代までキャリアを築いてきた女性は、経験や知識に加えて、ある程度の経済的余裕を持つ人も多いでしょう。

2021年4月に「高年齢者雇用安定法」が改正され、70歳までの就業機会を確保することが企業の努力義務となりました。長く働く時代、「働き続けられるビジネススキル」を持ち続けることが求められてくるでしょう。

例えば社会人大学院などで学び直しをするなど、知識やビジネススキルを新しく更新していく意識を持つことが大切です。

 

【キャリアプランに悩むあなたへ】まとめ

【キャリアプランに悩むあなたへ】まとめ

キャリアプランとは、仕事に着目した人生設計を指します。

人生100年時代、70歳定年法などを踏まえ、私たちは長く続くビジネスキャリアを前提に、プランを考えていく必要が出てきました。

そのためには、生涯を通して学び続け、知識やビジネススキルを常にアップデートしていく心構えも求められています。

その際大切なのは、「自分はどうありたいのか」という自分の方向性やゴールを見据えたうえで、現在地を客観的に棚卸し、そのギャップをどう埋めるかという考えた方。

それらを繰り返していく中で、ブレない自分軸が作られていくのではないでしょうか。

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