LIBERTYでは、新規事業として「脱毛サロン開業支援サービス」を行っています。
この脱毛サロン開業支援サービスは、世の中の「働き方を変えたい」と思っている女性たちに、時間や場所にとらわれない自由な働き方ができる場を与えるために始められました。
具体的にどのような事業なのか、今回は、脱毛サロン開業支援サービスの概要や現在行っている取り組み、今後の展望までくわしくご紹介します!
目次
事業の概要
脱毛サロン開業支援サービスとはどのような事業なのか、LIBERTYのやまもと社長に伺いました。
――脱毛サロン開業支援サービスの概要について教えてください。
まず、事業の対象は、働き方を変えたい女性です。かつ、50代のセカンドキャリアを検討している人や、「今までは会社員で働いていたけれど、介護をしないといけないから在宅で働きたい」といった人を対象にしています。
商品の内容としては、脱毛サロンを開業するために必要なもの一式をパッケージ化して販売するというもので、350万円〜400万円ほどの単価商品です。
通常、脱毛器には安いものから高いものまであって、高いものはそれだけで数百万円になることもあるのですが、その費用もパッケージに含まれています。
ほかにも、パッケージには、サイトやロゴ作成など、開業に必要なものが全部そろっています。
もともとは、「これがあればサロンが開業できるよね」という開業支援のパッケージ商材があって、それを販売しようというものです。
――この商品で、実際に女性の働き方をどのように変えられるのでしょうか?
今までは会社員で働いていたけれど、たとえば親御さんの介護が必要だから在宅で働きたいという人が、子供が昔使っていた部屋などの現在使っていないスペースを活用して、おうちでサロンを開いて働けるようになります。ほかにも、レンタルスペースのようなところを借りて自宅近くで働けるなど、働く時間帯や場所の自由が手に入るということです。やり方によっては収入も増やせます。
――パッケージには、開業に必要なものがそろっているということですが、集客はご自身でやらなければいけないのでしょうか?
パッケージには集客サポートも入っているのですが、独自でサロン集客ノウハウを蓄積しています。そのためにMaluという脱毛サロンを開業しました。開業しただけでは黒字にはならないので、どうやって黒字化するのかを自分の脱毛サロンを実験台に、これから色々投資していきたいと思っています。サロン集客の痛みをわかっているので、これから開業する人たちに、支援の仕事も付加できないかと考えています。
――パッケージを販売する会社でも支援プランはあるけれども、ご自身の店舗で実際にやってみて、試行錯誤したものを商品として提供するということですね?
はい、そうです。店舗運営、なおかつ集客に特化したものを作り上げようと思っています。
事業を始めるキッカケ
脱毛サロン開業支援サービスは、どのようなキッカケで始めることになったのでしょうか。事業を始めた理由と経緯についてやまもと社長に伺いました。
事業を始めた理由
――脱毛サロン開業支援事業をやろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
事業を始めた理由としては、2つあります。
もともと、僕が提唱していているのは、セールスマン型起業です。自分自身で売る商品が作れなくても起業ができる、いわゆる代理店です。
「働き方を変えたいけれど、売るものがない」というときでも、世の中に素晴らしい商品がたくさんあるので、まだ届いていないサービスを代理店として販売できます。
その商品が欲しい人を集めて販売できれば、購入したお客さんも喜ぶし、商品を作っている事業者も喜ぶ、そういうセールスマン型の起業が良いといっています。
脱毛サロン開業支援サービス事業で、セールスマン型起業の事例を作りたいというのが1つ目の理由です。自社のLIBERTYというサービスを売るだけではなく、他の商品を取り上げて、「どうやって売っていくのか」という取り組みを会社としてやりたいと思いました。それを立ち上げたくて始めたということですね。
2つ目の理由は、働き方を変えたいというときには、さまざまな選択肢があってよいと思うからです。
オンラインで完結するセールスマン型起業をやりたい人だけではなく、世の中には「サロンを開きたいけれど、どうしたらいいかわからない」という人もいます。
たとえば、サロンを開くために、掛けなくてもよいところにお金を掛けてしまったり、テナントに何千万円も使って負担が大きくなってしまったり、サロンを開いたもののすぐに潰れてしまったりすることもあります。そうならないための商品を世の中に届けたい!と思っています。
――1つ目の理由については、LIBERTYの進化にも関係があるということですね?
そうですね。ほかにも、LIBERTY受講生のノウハウを横展開して、「LIBERTYで教えていることは、いろいろなところに使える」という実績作りを考えているのもあります。
事業を始めるまでの経緯
ここまでの経緯をお伝えすると、開業パッケージを提供している会社の社長とは、10年くらい前から付き合いがあるのですが、まずその社長から200万円くらいで脱毛サロンのフランチャイズを購入しました。
それでサロンをオープンしたのですが、最近では「フランチャイズよりも開業パッケージの方が求められている」という話を聞きました。フランチャイズでは、会社のやり方を使わないといけませんが、開業パッケージなら、本人のやりたいようにできて、開業までに必要なことは全部支援が受けられます。
社長と話をしながら、「女性の働き方を変えるために、セールスマン型でも何かやっていきたいのですが、どうですか?」と聞いたら、「最近開業支援パッケージが売れています。2ヶ月くらいで5本ほど売れました」という話を聞いて、「じゃあそれで行きましょう」と販売を決めました。
現在行っていること
脱毛サロン開業支援サービス事業を行うために、実際に脱毛サロンの店舗を運営しながら、現在いくつもの取り組みを行っています。実際に、どのような取り組みを行っているのか、やまもと社長に伺いました。
LIBERTY受講生のメンバーを社長に任命
――開業パッケージの販売を始めようと決めて、実際にやったことを教えていただけますか?
まず、僕自身が行ったことで言うと、LIBERTYのメンバーを社長に任命しました。
彼女には、事業責任者として、広告費や固定費も全部自分で支払ってもらっています。自分で経費を支払って、なおかつそこから売上の何%かを受け取ってもらっています。
本当に、「社長としてやってみなさい」と言って、僕が顧問役という状態です。僕自身が輝くというよりも、「LIBERTYのメンバーさんが輝ける場をセッティングする」というやり方にシフトしていきたいと考えていて、現場に出て活躍してもらう人をたくさん作ろうと思っています。だから、LIBERTYのFASTコースで実績を積んだ人から、「信頼が置けるな」と思った人にチャンスを与えています。
LIBERTYのノウハウを活かした広告プランニング
今までのLIBERTYのFASTコースで蓄積されたノウハウを横展開したいという意味もあります。
FASTコースはLIBERTYの広告運用をLIBERTYの広告予算を使って実践できる仕組みがあります。
LIBERTYのFASTコースで広告運用を担当している受講生の中から、脱毛サロンの開業支援サービスの広告を作りたい人を募り、LIBERTY以外の実践の場を用意しました。
今までLIBERTYの広告を配信した経験しかなかった受講生の方は、新しい事業の広告を作れるようになるので受講生に対するメリットも大きいです。また、社長をしている受講生としては、自分のお金でアウトプットしているため、現実味が強くなり、学ぶ姿勢がさらに高まっています。
広告マネージャーの設定
広告を始めるために、Facebookページを育成しています。最近では、広告アカウントが停止される可能性が高まっているため、記事の投稿がないといけません。それで、彼女が広告を出すためにFacebookページの育成をしています。
また、僕自身が脱毛サロン支援事業を立ち上げようと思ったタイミングで、Instagramのコンサルを受けようと思ってお金を払ったのですが、彼女にやる気があったので、今代わりに受けてもらっている状況です。僕がお金払って学んでいることでも、学ぶ姿勢があればチャンスをゲットできる、ということです。
インタビュー・アンケートの実施
インタビューやアンケートも行っています。「クレミール」という開業支援パッケージの講師にインタビューを行ったり、アンケートを作成したりして、クレミールを購入した人たちがどうして働き方を変えたいと思ったのか、なぜ問い合わせをしようと思ったのかといったことを、アンケートを出して回収している最中です。そして、集客の対象が誰なのか、訴求メッセージは何にするのか、というのをリサーチしています。
今後の展望
脱毛支援サービス事業は、今後どのように展開していくのか、やまもと社長に伺いました。
レンタルスペースの提供
開業支援サービスを展開することで、これから全国に脱毛サロンのオーナーさんが増えていきます。
そのオーナーさんに提案するためのレンタルスペースの提供をやりたいと思っています。
お客さんが入った時だけ施術することで、必要なときだけ借りられるようなレンタルスペースを僕が作ろうということです。
サロンの場所を自分自身で用意するのではなくて、レンタルスペースを借りることで、かなり経費を下げられます。500万円や1,000万円くらいで借りた場所をリフォームして、オーナーさんたちが使える状態にすることで、不動産事業として家賃収入が入ってきます。
また、オーナーさんからしても、わざわざテナントに初期投資をしなくても、1時間1,000円や2,000円で場所を借りられる、そういうモデルができると面白そうだと思います。サロンNGの物件が多いからこそ、OKの物件を作ったら申し込みは入ってくるのではないでしょうか。
すべての仕事をつなげて資産にする
開業支援だけではなく、集客の支援もできるようになりたいと思っています。
「Malu」の黒字化に関するノウハウやスキルも蓄積するために様々な投資を検討しています。
LIBERTYで教えているLステップを活用するためにMaluでもLステップの新規構築を検討しました。
結局は黒字になる前にさらに追加で150万円もの投資をすべきではないという判断に至り、現在は一旦保留にしています。今後黒字化する見込みが立った際には導入したいと考えています。
Lステップだけではなく、Googleマイビジネスを利用して検索上位に上げる施策なども今後実施する予定です。
社長に任命した受講生には「サロン周りの集客ノウハウのスペシャリストになりなさい」と言っています。
彼女は、FASTコースでもLIBERTYの営業マネージャーとして頑張っていて、さらにクレミールの販売や集客サポートもできるようになっていきます。すると、働き方も自由で、収入も上がっていくので、彼女には、「女性の働き方を変える実験台でもあり、モデルケースになりなさい」と言っているんです。
とにかく、僕の仕事のやり方は、「全部を資産にする」ということです。
――作ったすべての仕事がうまく絡まって、つなげていくということですね?
はい。サロン集客に特化したノウハウやスキル、実績がうちのサロンや他のサロンに蓄積していくと、LIBERTYで働き方を変えたい人にとっても、出口ができます。
広告を出すにしても、各地方によってヒットする媒体が違うため、それもすべて蓄積したいと思っています。ホットペッパービューティなのか、クーポンサイト、ポスティングなのかというノウハウがまだありません。ないなら作ろうということで、自分の脱毛サロンを実験台にして、ノウハウを蓄積し、それを商品にしていきたいと思っています。
――サロン集客で、LIBERTYでも新しいコースができそうですね。
そうですね。できると思います。
まとめ
脱毛サロン開業支援サービス事業は、好きな場所や時間に仕事ができる、自由な働き方の実現を支援するものです。
ただし、事業で行っている取り組みは、脱毛サロンの開業で働き方を変えたい女性だけではなく、学んだ知識を活かす出口となるという形で、LIBERTYの受講生にもつながっています。LIBERTYでの学びは、さまざまな場で生かすことができ、やる気次第で大きな学びを得ながら自由な働き方を実現できるチャンスも得られるのが特徴です。
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