働き方を変えたい女性のための起業スクール「LIBERTY」には、一人ひとりの「こうなりたい」という夢・目標に応じて選べる3つのコースが存在します。
その中の「FASTコース」では、自分で売りたい商品・サービスがない人でも、LIBERTYの運営会社Outgrow Japan株式会社が手掛ける事業・商材に触れ、数多くの実践経験を積み重ねることができます!
本記事では、FASTコースで実践できる事業の特徴や、実践内容について詳しく紹介。LIBERTY講師でありOutgrow Japan株式会社の代表、やまもと社長にお話を伺いました!
目次
LIBERTYの「FASTコース」とは?
LIBERTYのFASTコースは、「自分で売りたい商品はないけれど、働き方を変えたい」と考える人を対象としたコースです。
FASTコースでは、受講者の習熟度や興味関心に合わせて、「広告運用」「ナーチャリング」「セールス」「データ分析」といった、起業に必要な各種スキルを学習します。しかし、それらの学びは単なる知識のインプットでは終わりません。
LIBERTYの運営会社、Outgrow Japan株式会社が扱う複数の商材の中から自分がチャレンジしてみたいものを選び、すぐに実践。インプットとアウトプットの繰り返しによって、確かなスキルを身につけることができます!
LIBERTY入会間もない時期からリアルな事業・ビジネスにたくさん触れる機会があり、数多くの実践経験を通して着実にステップアップできるのがFASTコースの特徴です。
ゆくゆくは起業を視野に入れている人はもちろん、まだ何がしたいか明確にイメージできない人、どんなビジネスをするときにも役に立つ集客・セールスのスキルを基本から身につけたい人などが、FASTコースで学んでいます!
※FASTコースのカリキュラムについては、こちらの記事で詳しく紹介しています!
FASTコースでできる事業と実践内容を紹介!
FASTコースの受講生たちは、カリキュラムの中で日々どのような事業に触れ、どんな実践経験を積むことができるのでしょうか?各事業の特徴や内容について、やまもと社長にお話を聞かせてもらいました!
Cremir(クレミール) ~脱毛サロン開業支援~
―― まずは代理店として扱っている「Cremir(クレミール)」について教えてください。どのような商材ですか?
「クレミール」を簡単に表すと、脱毛サロンの開業支援パッケージです。サロンを開業したい!と考える方が、このパッケージを購入することで、開業に必要な各種サポートをトータルで受けられる商品です。
自分で一から脱毛サロンを開業する場合、いろいろ準備すべきことが出てきます。脱毛機器はもちろん、制作するものだけでもホームページやお店のロゴ、名刺、顧客カルテなど…。当然、それらを揃えるには時間やお金がかかります。また、サロン開業の知識・ノウハウも学ばなくてはなりません。
クレミールは、そういった開業に必要なものを丸ごとパッケージ化した商材です。お客様にはこのパッケージを購入いただくことで、約6ヶ月かけてサロン開業までワンストップで支援しています、といった内容です。
弊社はこのクレミールの代理店になっています。300万円~400万円くらいの比較的高単価な商材です。
―― クレミールは、どんなきっかけで扱うことになったのでしょうか?
クレミールの運営会社、Cremir Cherie Japan株式会社の代表・渡辺絵美さんは、僕の10年前くらいからの知り合いです。絵美さんは、もともと女性の独立支援に携わりたいと考えてクレミールを立ち上げました。一方、僕自身は「働き方を変えたい」という女性に対し、オンライン完結の働き方や、ひとり起業の仕方を中心に教えてきましたが、“働き方”は決してそれだけではありません。
そもそも起業がすべてではないですし、ひとりで事業をするといっても、オンライン完結型のワークスタイルを希望する人もいれば、自宅の一部でホームエステのようなことに挑戦したい人もいる。さらに、女性の働き方の一つとしてサロンを開業する形もあると思ったときに、「クレミール」が魅力的な商材だと感じたのです。クレミールを扱うことで、「さまざまな働き方の実現」を、さらにサポートしやすくなると考えました。加えて、代理店として集めたノウハウはLIBERTYにも還元できるな、と。
―― Outgrow Japanでも、クレミールによるサロン運営に挑戦されたことがあったのですよね!
はい。クレミールを購入して自社で脱毛サロンを立ち上げ、1年半ほど運営しました。結果的に、そのサロンは経営戦略の面から閉店を決めたのですが、実際に自社でサロン運営を行ったことで店舗運営の難しさがわかり、貴重なノウハウを集めることができました。
―― クレミールに関して、FASTコース受講生はどのような実践ができるのですか?
FASTコースのカリキュラムは、受講生の習熟度や挑戦したい内容に合わせて「ステージ1」から「ステージ7」に分かれています。
クレミールに関しては、主に「ステージ1~3」に関する実践ができます。ステージ1は広告画像の作成、ステージ2はナーチャリング、そしてステージ3はセールスです。
なお、クレミール事業については、浅原純子さんというLIBERTY受講生に事業責任者を務めてもらっています。現状、本事業はまだそこまで売上が大きく上がっていないので、純子さんがアポイントをとり、クロージング部分はクレミール代表の絵美さんにお願いしています。この先、事業が発展していくことで、受講生はセールスの部分に深く携わっていくことができると考えています。
「Cremir(クレミール)」公式サイト
https://cremir-c.com/
Cheers Mate(チアーズメイト) ~ワーホリ特化型オンライン英会話~
―― 次に「Cheers Mate(チアーズメイト)」についてお聞かせください。この商材も、代理店として扱っていらっしゃるのですね?
はい。「チアーズメイト」は、ワーキングホリデー(以下、ワーホリ)に行きたいと思っている人専用の英会話スクールです。海外の語学学校に通うのではなく、先に日本でしっかり英語学習をしておいて、十分な英語力をつけた上で海外でのワーホリを最高なものにしよう!といったコンセプトで作られています。チアーズメイトも、当社は代理店として販売しています。
―― チアーズメイトは、どんなきっかけで取り扱うことになったのですか?
僕自身の体験が一番のきっかけです。20歳のときに1ヶ月間のフィジー留学をし、その体験が本当に素晴らしく、人生のターニングポイントになったと今でも実感しています。そこから「海外に挑戦したい人を応援したい」と考えるようになりました。
また、チアーズメイトの運営会社代表の菊地祐輔さんとは以前からの知り合いで、もともとお互いに「ノウハウ交換」のようなことをしていました。祐輔さんは、かつて僕がLIBERTYで教えている「モテ型セールス(※)」とは真逆の「ストーカー型セールス」をやっており、うまくいかずに苦労されていました。その後、僕が「モテ型」のノウハウをお伝えしたところ、見事に結果を出されてビジネスとして成り立つようになったのです。年商は何倍にもアップし、継続的に良いお付き合いをさせていただいています。
一方、僕の方はといえば最近は英語力を高めたいと思っているので、お客さんとして祐輔さんのチアーズメイトにお世話になっています。こういった縁やつながりもありますし、何よりも素晴らしい商材だと思い、扱わせてもらうようになりました。
※「モテ型セールス」とは?
商品に興味のある人(見込み客)が、自然と集まる集客・セールス手法のこと。
―― 特にどのような点に魅力をお感じになりましたか?
チアーズメイトは、本気で海外挑戦したい人向けのスクールです。正直なところ、一部の大手英会話スクールのビジネスモデルは受講生をいかにやめさせないか、言い換えると「継続してお金を払ってもらうこと」を重視しています。「英語力アップ」が一番の目的になっていないのです。
でも、チアーズメイトは本気で英語力を高めたい人をターゲットにしていて、仕事やワーホリでガツガツ使えるくらいの確かな英語力習得を目的としたスクールです。だからこそ売りたいと考えました。
―― なるほど!やまもと社長の「海外に挑戦する人を応援したい」というお考えにマッチしたのですね。
そうです。ちなみに、クレミールとチアーズメイトに共通するのが、比較的高単価な商材であること。これはLIBERTYも共通しますが、高単価だからこそ、人生のターニングポイントになる可能性を秘めていると考えています。この商材との出会いをきっかけに、誰かの人生が180度変わる、働き方が大きく変わる。僕はそこに価値を感じています。
以前(2017~2019年)、弊社で留学・ワーホリ事業に取り組んでいたのも、人の人生を大きく変えるきっかけになりたいという思いがありました。現在はチアーズメイトを通して、また海外で活躍したいと考える人の力になりたいと考えています。
―― チアーズメイトについても、FASTコース受講生はステージ1~3を実践できるのですか?
はい。クレミールと同様に、広告運用からナーチャリング、セールスまでを実践してもらいます。宮下詩織さんというLIBERTY受講生に事業責任者を務めてもらっています。
なお、クレミールもチアーズメイトも、広告にかかる費用は全部僕が負担しています。個人で広告運用を実践しようとなると、まとまったお金が必要です。でも、LIBERTYでは広告費は弊社負担で、学びながら何度も繰り返しビジネスの実践経験が積めます。これこそLIBERTYで学ぶ醍醐味だと自負しています。
―― LIBERTYでは今後、外貨獲得人材の育成に力を入れると伺っています。その点との親和性も高そうな商材ですね?
そうですね。今後、LIBERTYでは外貨獲得人材の育成を目指す新コース「LIBERTY GLOBAL」を立ち上げる予定ですが、このカリキュラムの中で、外貨獲得の実践の場も提供したいと考えています。たとえば、チアーズメイトで学ぶ方のワーホリの行き先はオーストラリアが多いので、Outgrow Japanがオーストラリアでイベントを開くなど。このような実践の場をLIBERTY受講生はもちろん、お客様にも提供し、活用してもらえるようにしたいと思います。
現在、チアーズメイトの売れ行きは月に1~2件くらいですが、来期はLIBERTYと同規模もしくはそれ以上を目指し、当社経由だけで年間1億から2億くらいの売上を上げたいです。そのために、僕は今、お客さんでありながら商品開発にも携わっています。こういうアプリを使ったら効果的だと提案したり、データを集めて、どういう人が受講を続けられるのかを“見える化”したり。どんどんサービスを改善して、海外挑戦する人を増やし、海外を目指す人にアウトプットの場まで提供する。そのような形を目指し、今後も力を入れていきたい事業です。
「Cheers Mate(チアーズメイト)」公式サイト
https://cheersmate11.com/
青い鳥 ~ファミリーヒストリーの提案~/社史制作
―― 代理店としてはもう一つ、新たに「青い鳥」という商材の取り扱いをスタートしたとお聞きしました。こちらはどのような商材でしょうか?
株式会社青い鳥が手掛けている「親孝行」に関するサービスです。同社では、親孝行にまつわる多様なサービスを提供していますが、Outgrow Japanでは、主に家族の「ファミリーヒストリー(家族史)」の提案・作成に関するサービスを、代理店として取り扱うことになりました。
―― どのような思いから、この商材を扱うことになったのですか?
同社が掲げる親孝行に対する思いや理念に共感したのもありますし、経営者には家族を大事にしている方も多いです。家族のファミリーヒストリーを作ることには、大きな意義があると考えました。
―― 親孝行の形として、家族史を形に残すことに価値を見いだしてくださる方も多そうですね!
そう考えています。ファミリーヒストリーと近いところで、今後弊社では「社史制作」も手掛けていく計画です。Outgrow Japan自身、現在は11周年記念に合わせた冊子を作っており、制作した冊子は感謝の思いを込めてステークホルダーに配ります。社史は、関わるすべての人たちに会社のことを改めて伝える良い機会になると考えています。
後ほど改めて詳しくお話しますが、弊社ではこれから全国の中小企業様に向けて、積極的に取材営業をしていきたいと考えています。その営業活動において、ファミリーヒストリーや社史は、企業様の課題やニーズを解決するための商材の一つとしてご提案できるものになると考えています。
「青い鳥」公式サイト
https://aoitori.family/
海外EC事業(越境EC)
―― 次は海外EC事業についてお聞かせください。現在、Outgrow Japanが特に力を入れていらっしゃる事業の一つですね?
はい。EC事業については、以前は国内も扱っていましたが、現在は海外のみです。海外EC、より正確には「越境EC」といいますが、インターネットを通じてモノ(商品)やサービスを海外に売ることにチャレンジしています。この事業の本格的なスタートは2023年からです。
―― 本事業に注力しようとお考えになった理由を教えていただけますか?
発端は、教育事業を柱とするOutgrow Japanにおいて「価値のある人材をたくさん育てたい。そのために必要なノウハウを溜めていきたい」と考えたことです。では、「価値のある人材」とはどんな人か?というと、大きくは二つあります。一つは事業の売上に貢献できる人。売上アップができる人材育成のために、LIBERTYでは集客・セールスを教えてきました。では、もう一つの価値がある人材とは?というと、外貨を獲得できる人材だと僕は考えています。
今、日本の人口はどんどん減っていますね。円安も進み、日本人は値段を下げないと、なかなかモノを買わない状況が続いています。でも、海外では人口が増加し、発展し続けている国がたくさんあります。実際、日本企業も海外に目を向けるなど外貨を獲得できる人材を欲していますから、これからはどこかの企業に勤めるにせよ、個人として業務委託で働くにせよ、外貨獲得ができるスキルがあれば「価値ある人材」として評価されやすくなると考えているのです。
でも、僕自身がこれまで本格的に外貨獲得をやったことがなく、そのノウハウ・スキルを持っているわけではありませんでした。だったら、会社の事業としてチャレンジしてみよう!と考えたことが、本事業をスタートしたきっかけです。
―― 初めてのこととなると難しそうですが、どのように事業を進めていかれたのですか?
ざっくりお話すると、まずは「日本の何を売るか」を決めました。海外の物販ビジネスに詳しい山本さんという方に協力いただいて、アメリカのAmazonで何が売れているのか、どんな商品が多く検索されているのかを専門ツールで分析。すると、「抹茶」「茶道具」「包丁」の3つが人気だとわかったのです。
その中から抹茶を扱うことを決めて、実際に海外で売るためのプロセスを一つひとつ学びながら乗り越えていった形です。2023年8月にはニューヨークで開かれた世界最大級の食イベント「JAPAN Fes New York」にも出店しました。
―― 海外EC事業については、FASTコースの受講生はどんな実践ができますか?
この事業では、海外にモノを売る流れをひと通り経験できます。そもそも海外にモノを売るという行為には、いくつものハードルがあるんです。成分検査であったり、アメリカのFDA(厚生労働省)の許可取得が必要であったり…さまざまな障壁を乗り越えなければなりません。その経験ができるのが、まずは大きいですね。
加えて、物販リサーチの仕方や商品企画も学べます。たとえば「抹茶」という商材ひとつとっても、健康食品のような打ち出し方にするのか、それともオシャレなイメージを目指すのかなど。仕入れ先や工場を見つける工程もありますね。
これらを個人でやろうと思うと、お金の面も含めて非常に大変です。でも、Outgrow Japanという会社規模で動くことには仕入れ面でも強みがありますし、個人では得がたい経験がたくさんできます。正直、下手な物販スクールに通うよりも、もっと価値のある情報がリアルタイムで得られるのが、FASTコースの魅力だと考えています。
不動産事業(空室対策コンサルティング)
―― 次に、不動産事業について教えてください。どのような目的でスタートした事業ですか?
不動産事業については、まず会社の資産を増やす目的でスタートしました。2022年11月に、茨城県ひたちなか市の4000万円ほどのアパート1棟(6戸)を購入。今後、できれば1億くらいの物件を毎年購入し、不動産収入だけで年間1千~2千万程度が入る状態にしたいと思っています。
ただ、今後は不動産空室対策に関するコンサルティング事業として育てていきたいと考えています。というのも、不動産をたくさん抱えていくと、当然、所持する不動産の中には空室も出てきます。そのときに、LIBERTYのFASTコースで集めたノウハウが活きてくるのではないかと考えているのです。
―― 「FASTコースのノウハウが活きる」とは、いったいどのようなことですか?
FASTコースの「ステージ5」では「データ分析」を手掛けています。その取り組みの一部として、自社が保有する不動産に関して全部屋のデータを細かく入力しているのです。
入居日や家賃などの基本情報のほか、部屋の写真や、使用している床材やクロスの種類、さらにリフォームした部屋については、どこにどう手を加えたのかまで細かく記録します。たとえば、洗面所を新しくした、トイレを変えた、アクセントクロスに張り替えた…など。
そうやって記録していくと、どんな動きをしたら、どのように入居率が変化したかが見えてきます。不動産ビジネスでは家賃設定も重要ですが、家賃をどれくらい上げても人が入るのか?などを含め、貴重なデータをいっぱい貯められることに気づきました。
―― なるほど。自社不動産で集めたデータを基に、コンサルティングにつなげていくということでしょうか?
そうです。実際、世間には空室問題で困っている不動産オーナーさんが多くいらっしゃいます。自社で不動産を持ち、日常的に細かくデータ分析をすることによって見えることや、集められる情報・ノウハウが多くあるので、それらを基に空室対策のコンサル事業として育てていけるのではと考えています。こちらについては長期的な視点で考えていますね。
中小企業向けの再現ドラマ制作
―― 現在、新規事業の一つとして「再現ドラマ」の制作に挑戦されていらっしゃるそうですね!こちらはどのようなものですか?
端的にいうと、会社の理念や起業にまつわるストーリーをドラマ化してご提供するサービスです。中小企業の社長様に対して、「会社の理念や、なぜ現在の事業を手掛けているのか」といったことを、多少のフィクションが入った実話に基づいたドラマを作りませんか?とご提案していきたいなと。この事業は動き出したばかりの段階です。
―― ユニークな事業ですね!なぜこのような事業を立ち上げようと考えたのですか?
今後、自社では「LIBERTY media」を軸として、FASTコース受講生たちが全国の中小企業へ取材営業をかけていく予定です。メディア掲載自体は無料ですが、この営業活動の中で、さまざまな自社商材をご提案できるようになりたい。その商材の一つとして魅力的だと考えました。
経営者の中には、不器用で口下手で、ご自身の思いや自社の魅力を十分に伝えられない方もいらっしゃいます。社員のことをものすごく大事に思っていても、うまく伝わっていないケースも多いのです。再現ドラマは、そういった経営者の課題や悩みを解決できるサービスとして形にしていきたいと考えています。
作品の用途としては、たとえば社員研修で会社の理念を浸透させるためだったり、リクルーティングで使えたりするのではないかと。ドキュメンタリーではなく、エンターテインメント要素も入れた魅力的なドラマ仕立てでご提供する予定で、商品単価としては300~500万円くらいを考えています。
―― 本事業を形にする上で、まずどのようなことから動いていらっしゃるのですか?
最初にお話した「クレミール」のフランチャイズのオーナーに市川円香さんという方がいます。円香さんは、サロン経営以外に映像・芸能系の事業を合同会社として手掛けておられているので、ドラマ化の話を相談させてもらいました。
その後、円香さんにご紹介いただき、もう一人の代表の方とお話したときに、ドラマ事業を本格的にスタートするにあたって、まずは僕自身がモニターとして撮ってみるのがいいねという話になったんです。先日、4日間かけて埼玉県秩父市などでのロケを済ませてきたところです。
―― 他の事業とはまた毛色が異なる魅力的な事業で、今後が楽しみですね!
僕自身、「人のストーリー」に非常に魅力を感じているので、今後は「LIBERTY media」にもっといろんな人のドラマを載せていきたいと考えています。記事はもちろんですが、映像作品として残すことにも力を入れたい。そのような思いで進んでいます。
広告代理事業
―― 最後に、広告代理事業についてお聞かせください。
Outgrow Japanは創業から10年を過ぎ、LIBERTYを含む各事業でさまざまなノウハウが集まってきました。LIBERTYのカリキュラムの一つに「広告運用」がありますが、僕の周りにいる経営者の方からは「自社の代わりに広告運用をやってほしい」という声が結構あるんです。そうしたニーズにお応えするために、広告代理事業を立ち上げました。
―― FASTコース受講生にとっては、LIBERTYで学習している広告運用について、すぐに実践できるのですね?
はい。広告運用といっても、企業様によって抱えている課題やゴールは異なります。広告代理事業に携わることで、机上の空論では終わらない、非常に実践的なスキルが身につきます。
僕はLIBERTYのメンバーさんには、自分の力で収入を得てほしい、自分で自由に使える可処分所得を上げていってほしいと思っています。FASTコースの場合、まずは会社の商材で実践を繰り返しながら実力を高め、その先には外の世界でも、身につけたスキルを活かして活躍できるようになってもらいたい。そのために、リアルな事業に触れて多くの実践経験を積んでもらっています。
今後の展望
―― 以前からの事業も含め、現在、多くの事業が動き出していると感じました。全体を通じての展望をお聞かせいただけますか?
先にもお伝えした通り、これからは、今まで以上に企業様向けの集客・セールスの支援などに力を入れていきたいと考えています。僕がやりたいと考えていることにあえて名称を付けるならば、「LIBERTY spread(スプレッド)」だなと。spreadには「広める」の意味がありますが、要は、世の中の素晴らしい製品やサービス、人について、多くの人に広く届けたいと考えているのです。
僕自身ずっとセールスマンとして、そのような役割にやりがいを感じてきました。今後は、FASTコースのメンバーさんたちも、今以上にLIBERTYの枠組みを超えた対外的なお仕事にチャレンジできる環境を活かして、大きくスキルアップしてもらいたいです。
―― FASTコースで挑戦できることがどんどん増えているのですね!
はい。これから中小企業様に対して取材営業をする中で、まずはお客様の困りごと・課題をしっかりと掴んでいきたい。それらに対し、自社が培ってきたノウハウをフル活用し、各商品・サービスのご提案を通して解決する形を目指します。広告運用の代理、輸出代行、再現ドラマなど、各事業を育てることで自社がお手伝いできる幅が広がり、会社としても大きくなると考えています。
FASTコースの受講生はそういった会社の変化を間近で見られますし、大変なことも含め、事業のリアルを知ることができます。受講生にとっては、今まで以上に実践力を身につけやすい形になると考えています。
―― 今後のFASTコースの動きも楽しみです。本日はありがとうございました!
まとめ
現在、Outgrow Japan株式会社では、「LIBERTY」スクールの運営による価値のある人材育成に加えて、本記事で紹介した各事業を通じた他社の課題解決にも力を入れています。
FASTコースの受講生たちは個性豊かな自社商材や事業のリアルにたくさん触れ、働き方を変えるために役立つスキルを確実に身につけることができます!
一方的に座学を受けるだけではなく、実践力向上を何よりも重視し、豊富な挑戦やアウトプットの機会が得られることがFASTコースの最大の魅力。「働き方を変えたいけれど、売りたいものはないし…」とモヤモヤしている方でも大丈夫です。理想の未来に向けて、FASTコースでステップアップしていきませんか?